動画を撮りたくなったら<その1> ゴールがなければチラ裏動画! | 伝え方コンサルタント・三木恵の「心を動かす話し方」

伝え方コンサルタント・三木恵の「心を動かす話し方」

\「あなたに会いたかった」と言われる話し方レッスン/
伝える力でもっとのびのびと活躍しましょう!
●元ラジオ局アナウンサー
●即興アクター(インプロ、プレイバックシアター)
●話し方・コミュニケーション指導1500人
●大学・企業研修

 

このブログの読者さんは
ご覧になった方が多いかも!

 

先日、起業家の小田桐あさぎさん、
大東めぐみさんのお2人がそれぞれ
メルマガ等で配信されたインタビュー動画乙女のトキメキ


▼小田桐あさぎさんのブログ
ミシュランをめぐる冒険その3~in香港~(動画配信のお知らせ)

 

▼大東めぐみさんのブログ
【ヤバい動画が出来上がってしまった!】

 


わたしもお2人のフォロワーです。

 

もちろんどちらの動画も拝見し、
うなづいたり膝を打ったり
時にはホロリもありつつ
楽しませていただきました…!

 

ブログで知っていた話題もありましたが、
動画で見るとまた胸に響きます。

 

 

 

さて、すてきな動画発信を見ると
「わたしもやりたい!」と思っちゃいますよね。

 

今はスマートフォンひとつで
撮影から編集までできちゃうし、
それでいてまだ挑戦している人も少ないし
なにより楽しそうでいいですよね!

 


でも…
だからといってエイヤ!と撮ってしまうのは危険です。

 

無料配信であってもビジネスで使う以上は
ある程度のクオリティはほしいところ。

 


そこで!

わたしのアナウンサー経験、
ディレクター経験、
Webコンテンツ制作者経験を総動員して、

 

とにかくここをおさえれば
確実に動画のクオリティが上がる!

というポイントを考えてみました!!

 

 

※撮り方じゃなくて、作り方、話し方の話題ですが… かっこいいカメラ!

 


効率よくクオリティを上げるポイントを3つ、

シリーズでご紹介しますね。

 

今日は1つ目のポイント。

 


動画を撮るときは
テーマだけでなく
ゴールまで決めましょう。

 

 

ここで「テーマ?ゴール?どうちがうの?」

となった方は特に危険です。

ぜひご参考になさってください…!!

 

 


例えばわたしが
「発声練習の方法を紹介する」動画を撮りたい!と思った場合。


呼吸のしかた、声の響かせかたなどを
実践、解説する動画を作ったとしましょう。

 

出来上がった動画を見た人の反応は多分、

 

「ふーん」で終わりです。

 

よくても、「へー、なるほどー」です。

 

 

動画をまた見たり
わたしに興味を持ってくれる可能性は低く、
多分3分後には忘れられてしまいます。

 


これは、
「発声練習の方法を紹介する」というのは
動画の「テーマ」にすぎず、

動画を見た人にどうなってほしいか?
という「ゴール」が設定されていないからです。

 


わたしは動画で発声を紹介することで
見た方にどうなってほしいのでしょうか?

 


セミナーで説得力のある声を
出せるようになってほしい?

 

SkypeやZOOMでもはっきり感情豊かに
聞こえる声を出せるようになってほしい?

 

長時間喋っても声が枯れないようになってほしい?

 


どこに設定するかで、
動画の内容はまったくちがってきますよね。

 

その違いこそが、
動画を見た人の心を動かし、
あなたに興味をもってくれるきっかけになります。

 


逆に言うと、
ゴールのない動画は
「だから何?」という印象を与えます。

 

結局何がいいたいの?
何のために発信してるの?
チラシの裏にでも書いとけば?

 

略してチラ裏、っていいますけど、
動画には変かな(笑)

 

 

つらい表現ですけど、
ゴールのない動画からは作り手の
「ちょっと撮ってみたかったんだーラブラブ
という気持ちが透けて見えます。

これはマイナス評価に繋がりかねないので危険!

 


そうならないために、

 

動画を撮るときは
テーマだけでなくゴールまで決めましょう。


(あ、ゴールを決めるためには、
その動画を見るのは誰か?=ペルソナ設定も
重要ですねキラキラ

 


難しく考えすぎるのもよくないですが、
ビジネス目的なのであれば、
「〇〇について」動画は卒業しましょう!

 

「〇〇について紹介することで、
◇◇さんに☆☆になってもらう動画」

 

ここまで考えてから作ると
ぐっと価値のあるコンテンツになりますよ。

 

 

 

とにかくここをおさえれば
確実に動画のクオリティが上がる!
ポイント<その1>でした。

 

<その2>は出演時の話し方について、
<その3>はインタビュー時の話し方についてご紹介しますね。

 

お楽しみに!