こんにちは、メメと申します
こんな辺境のブログへ来てくださって
ありがとうございます
いつもありがとうの方も
はじめましての方も
何卒よろしくお願いいたします。
何の役にも立ちませんが
もしよかったらお付き合いください


これまでの話。


以前に書いた進路の話はこんな感じでした。
これらを踏まえた上で書いたのがこのブログ。
続編がこちら。
そしてついに
学校の先生との懇談会がやってきました!


前日の打ち合わせ。


懇談会前日、
中太と二人で打ち合わせをしました。
学校の先生から
どんな質問が飛んでくるか…
妄想しながら
「中太くんは、どうして
この高校に行きたいのですか?」
「はい、それは都会にあるからです!」
「それやめろ!」
「えー!一応真実も言ったほうがいいかなって」
「いや、いらんでしょ」
「でも実は、2年生の時に言っちゃってるんだよね」
「は?何を?」
「都会の学校に行きたいって」
「Oh My God!! まじか!」
「だから…一応それも言ったほうがいいかなって…」
「うへぇ…明日の情勢が一気に悪く思えてきた
」
「大丈夫だって!!おれはなんとかなる気がしてきた!」
「まあ…どうしてもってときは
最終手段もあるからな…」
「なにそれ」
「秘技!ゴリ押し
」
「パワーやめろ
」
とまあ、なんだかわかんない打ち合わせをしまして。


中太の担任。


そして翌日!
「あぁ、昨日全然眠れなかった!」
という中太を連れ、いざ、出陣!
中太の担任は
ともすれば新卒?と思ってしまうほど
かわいらしー女性の先生
小さくて、少しふくよかなところが
また愛らしさをましましにしている
でも、部活動の指導の際には
かなりビシバシ声を出されていて
あー、しっかりしてるーというイメージ。
そんな先生に対してクラスの男の子たちは
「あのババアが…」
とか言ってるそうなので
「もう、だんすぃー!!こらっ!」
と、心のなかで思春期にニヤついたりしております。
さて、そんな先生だからこそ!
マッドサイエンティストっぽさあふれる
初老の学年の進路指導の主任からは
きっと中太の進路についてアレコレと
アドバイスという名のご指導を
受けたに違いない!
なんて思いつつ。
あ。事前に進路希望を出しているので
先生方は子どもたちの希望は把握済みです。
いざゆかん!


VS先生。


まずは、塾長からも
「これが肝心要!」
と言われていた
私立高校の併願推薦の話が出ました。
「中太くんの〇〇高校への併願推薦ですが
バッチリ基準を満たしているので、
大丈夫ですよ」
「よしっ!
」
「おいおい、ガッツポーズやめなさい」
「勉強はするんだよ?」
「もちろんです!」
うそくさい!
「そして、公立高校なんですが…」
きたっ!
「■■高校を希望ということなんですが…」
「はい!」
「中太くんの場合は内申点がかなり良いので」
「え、そうなんですか?
」
「学力が少し、というところはありますが
もしも〇〇高校でがんばる、
という気持ちが固まっているようでしたら
【推薦】という形も選ぶことができます」
【推薦】になると、よっぽどのことがない限り
合格確定なので
受験勉強とはおさらばとなるそうです。
「以前に、ゴルフを続けたい、
というお話もあったので
どうかな、という提案ではあるんですが」
なるほど…こういう風に持ってくるのかー!!
「でも先生、我が子ながら…
推薦枠に入れていただけるほど
良い成績ではないと思うのですが…」
「〇〇高校の場合は、推薦枠においては
学業の成績もいいに越したことはないですが
それよりも人となり、真面目さを重視しているので
1年間、みんなのリーダーとしてがんばってきた
中太くんなら、学校としても全面的に推せますので」
「おれ…生徒会長やってよかったわ…
」
と中太がいい出したので
もしかして?心が揺れている?
と思いました。
もう受験勉強しなくていいよ、という誘惑は
以前から
「勉強したくない」と言っていた中太には
まさに夢のような条件に思える…。
しかし、ここで中太が
「でも僕は!■■高校に行きたいんです!」
と断言。
「そうなの?」
「はい!都会の荒波に揉まれて
もっと世界を知りたいんです!」
「そうかぁ…」
おい、結局都会の話かい!
「…わかりました!
では、中太くんの進路希望は
第1希望が■■高校、
第2希望が〇〇高校の併願推薦でいきましょう!」
「はいっ!」
「保護者様もそれでよろしいでしょうか?」
「大丈夫です」
(意外とあっさりやん??)
「わかりました!ただ、中太くん…」
「はい!?」
「自分でもわかっているとは思うのだけど
今の成績だと相当厳しいので…」
「はい!僕は奇跡を起こします!」
「そうだね!
先生も、奇跡が起きるの信じてるよ!」
「奇跡w」
「あっ!す、すみません!保護者様の前で…
」
「いえ、私もそう思いますのでw」
「あ、でも本当に、中太くんはなんでも
有言実行と言うか、やると決めたことは必ず
やってきたので、受験もやってくれるのではないかと
思っております。」
「一縷の望みを持っておこうと思います
」
「■■高校生に、オレはなる!!」
「あー・・・はい・・・がんば・・・
」
「が、がんばってくださいね・・・
」


帰路につく。


「あー緊張した!あーよかった!
」
と、ほっと一息つきながら帰宅しました。
思いの外、理由についてはつっこまれず
おそらくは併願推薦枠が確保できていることから
落ちても問題ない、と判断されたのかなと…
あとは中太の勢いかな?
割りと頑固なので
もしかすると1年間のお付き合いで
先生も「あ、こいつがこうなったら
何言ってもダメなのよね」って
ご理解くださっていたのかも?
その頑固さで
ぜひとも奇跡をおこしてほしい。
やっぱり私立はお金かかりますから…
じゃなくて
あれだけ高校興味ない、行きたくない、
と言っていた中太に
「どうしても行きたい!」
と言わせた高校ですから。
なんとか、一番行きたいところに
行けるといいなぁと思います
毎晩寒いですが
心を鬼にして
家から塾へと追い出そうと思います
(家じゃ勉強しないから)
長々と書きましたが、
ここまでお付き合いくださった方、
誠にありがとうございました
受験が近づいてまいりましたら
その話も書こうと思いますので
また覗いてみて頂けるとうれしいです