こんにちは、メメと申します
こんな辺境のブログへ来てくださって
ありがとうございます
いつもありがとうの方も
はじめましての方も
何卒よろしくお願いいたします。
本日は休日のため
予約投稿となっております。
反応が鈍いことをお許し頂けますと
幸いに存じます


中学3年生


我が家の中太は中学3年生。
現在は公立の中学校に通っており、
歴代1位のおバカな生徒会長という
ある意味名誉な称号を得て
傍目には順風満帆と言える
学生生活を送っております。
しかし、中学3年といえば
やはり重くのしかかってくるのが
高校受験。
つい最近まで
「中太、どこの高校行きたいの?」
と聞くと
「どこに高校があるの?」
と謎の回答が帰ってきていた中太。
「これはやばいな・・
」
とメメは薄々思っていたのですが
修学旅行も終わって
ようやく自分でも
「これはやばいな・・
」
と思い始めた様子。
慌てて、近隣の高校の資料や
ホームページを見始める。


中太の希望


中太の希望する高校の条件は
1.メメの会社の方向にあること
2.勉強が難しくないこと
3.楽しそうであること
らしい。
え???
ちょ、ひとつずつ検証していきましょう…。
1.メメの会社の方向にあること。
これは、現在もそうなのですが
メメの出勤方向に中学校があるので
朝、乗せていってるんですね。
それをそのまま踏襲したいらしい。
あまえんな・・・
と思いますが、まあ、メメもさ…
高校の時・・・
自転車で坂道昇るのしんどくて…
↑なんで高校って山の上なんですかね
毎朝オトンに自転車ごと
乗せていってもらってたから…
偉そうに言えんけどね
2.勉強が難しくないこと
え??
いや、それは、ちょっと無理なのでは…
今の中太の学力だと、
どこの高校行っても
高校の勉強はハードだと思います…
てか、そこはがんばれ
3.楽しそうであること
この条件、なにげに一番むずかしいのでは…。
【楽しい】の定義って本当に人それぞれですし
【楽しそう】に見えても実際には
全く楽しくないってことも多々ありますよね
まあ、【楽しそう】に見えるところに行くのは
いいのかもしれないので、
とりあえず各校のオープンキャンパスなど
行ってみればよいのでは…と提案


行きたくない中太と問答


「てかさ、ぶっちゃけ行きたくない」
と、ぶっちゃける中太。
「もう勉強したくないし
行くイミがわかんない」
あぁ…わからんでもない。
でもさ、高校生活って
一番楽しいのではないかと思うのよね。
「例えば?」
部活で青春とか
彼女ときゃっきゃうふふとか
「うへー」
うへー、てなんやねん。
「そんなんいらんわ。
バイト先でも彼女はできるやろうし
部活に興味ないし」
バイト!
バイトって、スプラトゥーンみたいに
シャケ倒して金のイクラ集めるのとは
わけが違うんよ?
「流石にオレもそこまでアホじゃないわ!」
そう?
「やりたくない勉強するよりも
バイトしてお金稼ぐほうがいいんじゃないかって」
うーーーーんんんん…
「なにそれ」
いや、一理ある。
中太にしては珍しく。
「失礼な
」
でもなぁ、おすすめできん。
「なんで!
」
学歴差別と言われるかもしれんけど
実のところ【中卒】の肩書では
選べる職業が少なくてしんどい思いをする。
「え。そうなん?」
警察官になろうと思ったら高卒以上だし、
学校の先生になろうと思ったら大卒以上だし
一般的な会社でも、「高卒以上」じゃないと
面接もしてくれないとこもあるし…。
「コンビニは?」
バイトなら雇ってくれるけど
正社員になるためには
相当がんばるか、
店長に気に入られないといけないだろうね。
ちなみにですが
コンビニの時給は900円くらいです。
「てことは、1日10時間働いて9000円!?」
ま、まあそうですね。
「10日働けば9万円!?」
実際には一部税金でさっぴかれるけどね。
「じゃあ、結構稼げるじゃん
」
うーん、でもいろいろ資格を取ってからのバイトだと
時給2000円とかもあるから…
「倍以上じゃん!
」
そうなんだよねぇ。
だから、中学卒業したらすぐに働く!
というのが、いいかどうかはちょっと疑問が残る。
「そうか…」
あと、本末転倒案件になりかねないから
おすすめはできないけど
そもそも高校行きながらでも
バイトならできるしね…
「あ、そうか!」
友達とかとも話してみて、
もう少しゆっくり考えてみたら?
「うーん、わかった!」


その夜の中太


「友達と話した!」
はやいんじゃ…
「なんかわからんけど、
そいつはめっちゃ親ともめてた。
クソババア!って言ってた」
は?なにそれ。
「そいつ、ずっとサッカーやってるんだけど
もうやめたいんだって。」
ほう。
「でも親がここまでやってきたんだから
もう1年がんばれっていってるらしくて」
うーん、最後の1年だしね…
わからんでもない
「でも本人はもうやる気が無いのに
やってもしょうがなくない?」
中太もあるけどさ…
人のやる気切れって一時的なものの場合があるじゃん?
「あぁ…」
親はそこを疑ってると思うよ。
「まあね…オレもゴルフもう嫌だって
これまでに何回か思ったけど
今はすごい楽しいもんなぁ…」
そうそう。
そのいやいや期に、
いつも保護者が苦労してきたわけよ…
「すみません…」
あとさ、ゴルフみたいに個人でするものは
一時的に休んでもまた復帰できるけど
サッカーはチームプレイだし、
一度離れたらもう復帰するのは
なかなか難しいから、保護者はなおさらじゃない?
「おっけ!ちょっとおれからも言ってみるわ!」
うん、そだね
・・・?
いや、ちがうちがう!
進路の話、どこいったーーーん!!!


そしてeスポーツ部


で、更に後日。
「メメちゃん!
オレね、ここに行こうと思う!」
中太が差し出したのは
とある私立高校のチラシ。
そこには「eスポーツ部 設立!」の文字が。
おおふ…
「いいでしょ!?
オレ、高校生になったら、
本格的にeスポーツやりたいと思ってたんだ!」
うううーんん・・・
「えー!!なに!なんでうーんなの!!」
いや、かまわんのやけど…
クラブでeスポーツやろうと思ったら
いろいろと課題があんのよ…
「課題!?」
たとえばさ、設立しましたー!ってなって
入部希望者が100人来るとするじゃん?
「多いな」
いや、わかんないけど。
その場合、そのクラブに、その学校に、
ハイスペックなPCが100台あると思う?
「あぁ・・・ない・・・かな・・・」
でしょう…。
たとえ10人でも厳しいんじゃないかな
さらにはさ、その部員みんなが
同じゲームでeスポーツの大会に
参加したいとも限らないじゃん
「え」
中太は当然apexでしょ?
「うん」
でもeスポーツって他にもいろいろあるやん。
フォトナ、グランツーリスモ、ぷよぷよ…
そっちをやりたいって言われたらどうする?
「えーーってなる。」
せやろ?
部活ってそういうとこが
難しいんじゃないかなって思うわ
「あぁ・・・せっかく進路決めたーって思ったのにー」
いやいや、ダメってわけじゃないから。
最終決定まで置いておけばいいじゃん。
「うーん、でもなぁ…」
なんでもそうやけど、
多角的に物事は考えなアカンで。
「多角的?」
表側の情報だけ見て浮かれたらあかんってことや。
「あぁ、この本棚みたいに?」
そうそう・・・
って、あーーん????
「まさかこんなに棚が要らなくなるとは・・・
ってことでしょ?」
く・・・まあ、そういうことや・・・
「おっけ。もうちょい考えてみるわ
」
そうしなせい・・・
棚・・・
というわけで、中太くんの進路相談、
まだまだ続きそうです
また何かあったらメモります…。
いつか来る小太や幼太との進路相談の際に
参考になればと思って書いているので
ほんと、つまんなくてすみません
ここまでのお付き合い、
ありがとうございました
もしよかったらまた覗いて見ていただけると
嬉しいです
良きお休みをー!!