ということで、前回、大家さんから突然の
リフォーム提案があり。
詳細はこちら「大家さんに電話再び・・・!」から読んでいただけますと幸いです。
なぜか大家さんと一緒に現況確認することになったのです。
実際の家の中を見てみるのは
本当に買うのであれば絶対必要なことですからね…
たとえ壊すことになろうとも・・・!
でも正直なことを言えば、
この時点ではまだ、
「一縷の望み」
をもっていました。
どういうことかというと
案外、建て替えなくても
大家さんの言うように
リフォームで住めるのでは?
という望みです。
やっぱり建て替えるとなると、
金銭・時間、何より精神的な負担が…
大きいですよね???
アメブロで、たくさんの方の
【マイホーム計画中】というテーマのブログを
読ませていただいているのですが、
正直、メメにこれだけのことを
やり遂げるパワーがあるのかと…(;・∀・)
常に皆さんのブログを
尊敬の念で読ませていただいているので…。
なので、そういう意味でも、
「リフォーム」には胸がときめいていました。
※それはそれで大変だとは思うのですが…
そんなこんなでお宅訪問当日。
約束の時間10分前には待機するメメ家族。
近所のケーキ屋さんで菓子折りも買いました。
どうなるかわからないけど、
何にせよ、挨拶は必要かな、と思いまして…(´・ω・`)イメージ
不動産売買では「立場は同等なので必要ない」という話もあるようですが…。
一応顔見知りということで、両親にも付き合ってもらいました。
同じくらいに大家さんやってくる。
大家さん「いやいや、どうもどうもー!」
「こ、こんにちは、はじめまして!」
大家さん「〇〇さん!お久しぶりですー!」
↑しばし、うちの両親と懐かしトーク…。
大家さん「うーん、たしかに外観は荒れてるなぁ…」
↑そりゃそうです…何のメンテもしないまま50年経ってるそうですから…
大家さん「じゃ、早速入ってみますかね」
鍵を山のように取り出す…
え?それ、何個カギあるの?(´・ω・`)オオスギ
大家さん「住んでた人がね、家族多くて合鍵たくさん作ってたみたい」
そういえば、たしかに・・・
うちにまけず劣らず大家族だったわ…
大家さん「まあ、私も床の張替えくらいはできるから!」
と、前回の電話での内容を繰り返しながら大家さんがカギを開けます。
ぎぃいいいいい。
軋みながらドアが開きます。
古いドアです。
カギもほんとヘアピンで開けられそう(´・ω・`)キケン
ま、まあドアくらい変えればいいから!
と心のなかで思っていると
大家さんが靴を脱ぎ、中へ入っていきます。
…正直、潔癖症のメメとしては
靴を脱ぐのも嫌な感じです(´・ω・`)
そして最初の部屋をのぞいた大家さんが一言…。
大家さん「ありゃま…」
玄関ホールを入ると、左手に和室が二間並んでいるのですが、
そこがすでにカオス!
畳もくさっているようですが、
床が落ちてるみたいで
歩くとふわふわするのです(´・ω・`)アカン
土壁にはカビも生え、
何か、吸ってはアカンものが飛んでいるような気配(;´д`)
続いて台所へ。
こちらも貼られたタイルが何箇所も剥がれ落ちていましたが、
しかしそこを何度も修正して暮らしていた様子が見て取れます(;´д`)
水道の蛇口のところも、ガスのところもコーキングした後が。
大家さん「・・・・・・」
そしてお風呂場&トイレへ。
トイレは和式!
でも意外ときれい!
母から仕入れた事前情報では、
住んでいた方が自分で直して使っていたとのこと…。
でもお風呂場は…
床が崩れ落ち、
地面が見えている・・・!!!
(´・ω・`)ショーゲキ
※メメの画力では到底伝わらない衝撃度!(´・ω・`)ザンネン
終始無言となっていた大家さんでしたが
大家さん「こりゃ…だめだね…」
とポツリと一言…。
ドアを開ける前のあの意気揚々さはどこへやら…。
とてもリフォームして住めるというレベルではないと判断されたようです…。
もしリフォームするにしてもほぼ建て替えレベルのリフォームが必要。
ちなみに、2階は洋室が2間あるのですが
そこは割ときれい。
ただ、押入れはやはり土壁で落ちてるところが…。
そして広いベランダがあるのですが
手すりがところどころない(;´д`)
この後大家さんからこの家に対する思い入れを聞き、
「家庭の事情で早々に引っ越すことにはなったが、
初めて建てた自分の家で、
2階は父親と一緒に作った思い出もあり、
とても大事に思っていた。
できればリフォームして使ってもらいたかったが
この状況ではとても無理だと思った。」
とのこと。
うーん確かに…。
メメの一縷の望みも断ち切られました…。
それくらい、ある意味「廃墟より、廃墟」でした(;´д`)
ここに先週まで人が住んでいたというのは
とうてい信じられない(´・ω・`)シツレイ
コメントには常に困ってしまいました。
「ボロボロですねー!」
とも言えないし
「まだまだ使えますよ!」
なんてとても言えない(;´д`)
そんなことを考えていたら
大家さん「一度帰って妻とも相談してまた連絡します・・・」
と肩を落として帰っていかれました…。
さて、どうなることやら・・・。