わたしは、家族の前でこれ以上お医者さんに"嘘つき呼ばわり"されたり、まともに取り合ってもらえないのが嫌で、一人で勝手に病院に行くようになりました。
ちょっと足を伸ばしたところにある町医者の内科
歩くには結構な距離だったけど近くの大きめな整形外科
もう一つのとても大きな総合病院
遊びで遠出した時の、その土地の大学病院、総合病院に何件も
何件の病院に行ったかわかりませんが、とにかく一人で行きまくりました
悔しくて
今考えると、親の扶養に入っていた頃の通院歴は、親にバレていたはずなのに、何も言ってこないうちの親って一体…(-_-)
大きな病院へは、紹介状がないので、とにかく待たされたはずなんですが、不思議と、待ちくたびれた~という思い出はありません。
どこの病院でも、何て言われるのかドキドキで、すごく緊張してましたからね。
でもその緊張や動悸も虚しく、返ってくる言葉は全部、私への疑いの言葉ばかり。
お医者さんも親が一緒に来ていないこともあって、バカにしてたか、テキトーにさっさと終わらしたかったんでしょうね
と逆恨みしたくなるほど、嫌な思いしかしませんでした。
まず、全員が、半笑いの顔
何しに来たの?ばりの薄ら笑い
やっぱり、痛みは気のせいか、これらの症状は、ただの自律神経失調症か何かなのか、はたまた怠け病なのか。
頭の中がぐちゃぐちゃで、ショートしそうでした。
でも、沢山の病院に行って、気づいた事が一つありました。
どこの病院にいっても、行う検査はほぼ同じ
検査結果も、おなじ
リウマチではない
甲状腺の数値も、そんなにわるくない
血液検査で炎症反応が出ていないのに、そこまで微熱が続くのはおかしい
骨に異常なし
脳に異常なし
扁桃腺は大きいけど、腫れてはいないし、今すぐ取らなきゃというほどの大きさでもない
血液検査の調べる項目も恐らくおなじ
言われることも殆どおなじ
出される薬もおなじ
これは、もう、病院に行く意味はないな、と気付きました。
でもそんな時に、おばあちゃんがテレビで見つけたとある病院。
西洋医学ではなく、東洋医学の療法で、病気と向き合うという、とある大きな病院です。
その番組を観たおばあちゃんは、次の日の受付時間すぐに電話をして問い合わせ、最短の予約日に予約を入れて、行くことに…(笑)
本当におばあちゃんの行動力を尊敬しています。
ちなみに、その病院までの交通費は二人で往復10万以上。
普通は躊躇しそうなもんですが、そんなの関係無しに、連れて行ってくれようとする、その思いが嬉しかったです。
そしていよいよ、予約の日。
この日は珍しくお母さんがついてきてくれました。
おばあちゃんに、親なんだからあんたが行きなさいと言われたんですかね?
問診票かいて、体重や血圧を計ったり色々して、いざ診察…
いままでのトラウマがあるからもう動悸は酷いし血の気はひいてるし変な汗はかくし、緊張してました。
予約制だからほぼ待たされる事なく診察室へ。
その病院で担当してくれることになったのは、すごく物腰の柔らかい、優しい先生でした。
色んな話をしました。
今現在、周知されている病気というのはほんの一部で、そして、病名は付いていても原因がわからないものが全体の約3ぶんの2くらいだと思います。
明らかになっていない病気は、もっともっとあるでしょう。
西洋医学的な病名がついていなくても、疼痛であったり様々な辛くて苦しい症状が沢山有ります。
とのこと。
当時のわたしは、頭の中で、
病気=原因が明らかで治療法有り
という勝手な決めつけがあった為(笑)、このお話はある意味衝撃でした。
そして、病状等から、それに合った漢方を処方してくれることになりました。
その病院では、灸針治療も行っていましたが、わたしは漢方のみの処方に。
一ヶ月分か、28日分出され、専用の煎じる機械も買って貰って…
お会計が目ん玉飛び出るような金額だったのを覚えてます。
わたしの場合は、大体、ひと月分の漢方薬と診察料で、3万円くらいでした。
煎じる機械がまた高かったんですけど、ちゃんと飲めないと困るから…と買ってくれました。
漢方薬は、家で煎じて飲むタイプと、外出時や外泊時に、煎じて飲めない時用の粉末タイプがあって、粉末タイプを毎月3日分くらいは変えて貰っていました。
粉末タイプの物と煎じる物とでは、全然違ったようで、できることなら、毎日煎じて飲むタイプの物を飲んでください
との事でした。
なぜそんな事を聞いたかというと…
とにかく、臭くて不味い…
わたしの漢方薬は、まるでクレヨンのような臭いと味がしました。
クレヨン食べたことないけど、本当に間違いなくアレはクレヨンでした。
途中から、専用の機械ではなく、おうちにあった一つのお鍋を、漢方専用にして、お湯でグツグツ煮込んで煎じて、すごく冷ましてから一気飲みする手法をとっていました。
飲む量は、そんなに多くなかったはずなんですが、本当に拷問でしたね…
良薬口に苦しとは言うものの、限度があるだろ…と毎朝毎晩思ってました。
もともとわたしは、液体の薬が本当にダメで、飲めなくて、それなのにクレヨンの液体ですよ、小さいマグカップに一杯ずつ。
それでも、1年以上通いましたね、その病院には。
でも、特に何か変化があったか?と聞かれると、憶えていません。
ということは、あんまり効果がなかったんでしょうかね。
私は毎日二回やってくる、漢方タイムが憂鬱すぎて、その思い出しかありません(笑)
行くたびにその時の症状に合わせて漢方の処方を変えてくれたんですが、クレヨン味のベースが変わることはありませんでした。
わたしの症状には、クレヨンが合っていたんでしょうね。
ところで、何故その病院を辞めたかというと、理由は二つあります。
一つ目は、費用対効果の問題です。
この病院に通わせてもらっている間、私には毎月少なくとも15万以上かかっていた訳です。
漢方は、鮮度の問題も有り、最高一ヶ月分までしか処方して貰えません。
なので、どうしても一ヶ月に一回、病院まで通わないといけないのです。
1年以上通いましたが、効果があったかと聞かれると、わたしには、無かったのかなと思います。
やっぱり家族からすれば、毎月それだけのお金を遣っているのに、効果が無いんじゃ辞めようよ、という話になってきますよね。
先生は、長い目で見てください と最初に仰っていましたが、家族間のイライラというか、私対母親やおばあちゃんの金銭面とかかる労力というものによって溝が徐々に出来ていったのです。
そりゃあ、毎月毎月、二人とも多忙な中、時間を作ってくれて、一緒に病院にいってくれて、沢山お金を掛けてくれているのに、
あんまり良くならない
良くなっているのかわからない
と、本人が言うんじゃ、嫌にもなってくるんじゃないかなと、今なら思います。
でも、当時のわたしは、
うちの家計で毎月15万くらいかかるからなんだっていうわけ?!治すために通えって言ったのはどっちよ?!クレヨン毎日飲んでるわたしの身にもなれよ!!とほぼ逆ギレ状態(笑)
相手からすれば、頭に来たと思います。ゴメンナサイ。
というのが、一つ目の理由。
二つ目の理由は、
主治医の態度の変化 です。
最初は、物腰も柔らかく、優しい先生
だったんですが、
だんだん慣れてくるうちに、いつまでも症状が良くならないと訴えるわたしに、イライラしたんでしょうか?忙しかったんでしょうか?
素っ気ない態度になってきました。
代わる代わる、お母さんかおばあちゃんが病院についていってくれてたんですが、二人とも、
先生最近疲れてるのかな?
と言っていましたが、今になるとわたしをフォローしてくれてたのかなってそう思います。
今まで、嫌という程、お医者さん達の嫌な態度を見てきたわたしは、これ以上通って、またこれまでの先生達のような態度を取られるようになったら嫌だなって、思うようになったんです。
その二つの理由がちょうど同じような時期にバーンとぶつかって、行くのをやめました。
お母さんやおばあちゃんには、大金を遣わせたのにも関わらず、治ることもなく、申し訳ないなと思ってますが、通院させてくれた事には、本当に有難く思っています。
でも、わたしには漢方薬が合わなかっただけで、中には漢方薬で精神病や、西洋医学では治らなかった病気を治している方が沢山いらっしゃいます。
なので、いま、何か病気で悩んでいることがある方は、東洋医学という選択も有りだと思います。
その病院は、西洋医学を決して否定する訳ではなく、西洋医学と東洋医学のそれぞれ良いところを合わせた治療をしていきましょうね
というスタンスだったので、普通の病院で出されているお薬や、治療を伝えて、それに差し障りのない、相乗効果が出るように、漢方薬を処方してくれる病院でした。
わたしが通っていたのは、かれこれ10年ほど前の話なので、今は東洋医学に関する病院も増えたと思います。
自分に合った、場所や環境を見つけて安心する、一息ついてみる、という事は、自分にとっての大きな安心となって、心が落ち着けるのではないかなと、わたしは思っています。
こうして、わたしの病院探しは振り出しに戻り、少し時間をおきながら、様々な病院に通うのでした…(u_u)
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