センチメンタルに浸る・・・
こんばんわ、田中です。
夜中にこれを書いています。
唐突ですが稽古始まってます!
その前あたりからバタバタ致しまして、ブログが更新できずにおりました・・・反省。
出演者さんのお宅で稽古させて戴いて居る私達です。
元々はピアノの有る稽古場を探して稽古していたんですが、なかなか無い上に値段も高い訳です。
生ピアノの壁は稽古の段階から高かった訳ですね。
そうしたら「うちにもピアノあるのよ~」とある出演者さんが言って下さって、なし崩し的に夏も今回も稽古場としてお邪魔している・・・随分と図々しい話です。
「ピアノの有る部屋」というのは私のスイッチの一つです。
リラックスというスイッチです。
昔我が家には祖父の書庫が有りまして、そこに小さなピアノが置いてありました。
私はピアノを30分練習してはクルリと後ろを向き、手当たり次第に谷崎などを読み漁っていました。
本の内容はどうでも良くてふわっと一人の世界に漂っていました。ピアノに寄りかかりながらの読書、妄想、はっきり言って現実逃避。これがたまらないわけです。
気持ちいい時間でした。
うちが改築されてその部屋も無くなって、私の大事な場所はなくなりました。
稽古しているとあの当時がふっとよみがえってきます。
祖父の作曲した歌謡曲の様な童謡のような曲が聞こえてくるような錯覚さえ覚えます。
それは久しぶりに感じる邪念のない空気です。
リラックスしているから集中の度合いもすさまじかったりしますが、その疲れさえも心地良く、昼稽古を良いことに帰宅したら1時間ほど午睡も楽しんでいたりします。
その稽古の話を少し。
無理をちょっとだけして今年3回やっただけの事はある仕上がりになりそうです。
チームワークの良さはもちろん、もう一つ広いところへ行けそうなそんな予感があります。
相変わらず一歩遅れをとっている私ですが、一人でも多くの方に観ていただきたいなと強く思っております。
まだまだ稽古は続きます。
頑張ります!
12月6日、7日ご予定の無い方は是非COREDOへお越し下さい。
出演者一同お待ちしております。