おはよう!今日も一日、がんばっていこうね♡愛してるよ♡
(・・・と、王子が言っていることにしておこう)
さて、高校時代のお話です。
ぐーたらでなまけもので勉強も大嫌いな私は(しまった!うちの子と一緒だ!)
地元の低レベル県立高校に入学。
ピリピリムードだった中学と違い、
お気楽な子の集まるのんびりした校風でした。
部活は放送部に入部。
素敵な先輩。オタクな先輩。色んな人材がそろっていて
それなりに楽しかった。
何より、自分で選曲した大好きな曲をみんなに聴いてもらえるのがうれしく、
80年代のJ-popを中心に洋楽とかもとりまぜながら、番組を考えていました。
高2の終わりになぜか副部長に選ばれ、「え~!私できな~い!」と言いながら
しぶしぶ引き受けた。
そしたら肝心の部長がバイトを初めてちいとも顔を出さない。
私はまるで父親不在の子だくさんの家庭で奮闘する母親のように、
窮地に立たされていました。
一つ下の学年に渡辺くん(康夫ちゃん)中島くん原くんという三人組がいて、
仲良しトリオで楽しい子たちでした。
とくに渡辺くん はそうとう面白い子でお笑い芸人みたい。
私はいつも発言や言動に大笑いしていて、和ませてもらいました。
彼らとは部室で花札をしたり、お題をだしあって絵を書きあい、
あまりの下手さに大笑いしたり。
楽しい高校生活を送れたのも、部活のおかげだったかも。
原君の誕生会を渡辺くんが開いたけど、
女の子が誰もきてくれないから、来てくれと言われ
渡辺くんの部屋で私の他に同じ部活の女子一人と4人で
なんだかなあ、な誕生日会で
ハッピーバースデイを歌ったこともあったなあ。(笑)
その間には中島くんが突然部活を辞めると言いだして、
なぜか私が号泣!
みんなになだめられていると、中島くんが
「先輩、ごめんなさい!オレ、やっぱり部活を続けます!」と言いに来て
なんだかくさい青春ドラマみたいな出来事もあった。(笑)
高3の2学期。
私はまだ働きたくない!という理由だけで親に泣きついて受験させてもらった。
でもなまけものなので、一向に受験勉強が進まない。
年内に一校、細かい経緯は忘れたけど合否がわかる事になっていた。
部室で「あ~あ。私このままだと受けた学校落ちちゃう・・・」とこぼすと、
横で聞いていた渡辺くんが
「先輩!先輩ならきっと大丈夫ですよ!」と励ましてくれた。
「でもほんとうに全然自信がないの!」というと
「それなら・・・オレ、先輩がもしも受験に落ちたら、女になります!」
なんか変な励まし方をされた。(笑)
そして年の暮れ。
見事に落ちた。
なまけものだもの、当然だったけど。。゚(T^T)゚。
渡辺くんから、年賀状が届いた。
そこには
「そろそろ花嫁修業を始めようと思います♡ 康子より♡」
と、
寅年にちなんだ手書きのあっかんべーしたトラの絵とともにそう書いてあった。
康夫ちゃ~ん!ごめんね~!
私は申し訳ない気持ちだったけど、大笑いしちゃった。www
その後少し心を入れ替えて、卒業間際にようやく一校受かった。
元気でいるかなあ・・・。
あの時はありがとう、と伝えたい。
美しすぎるぜ!同じ人類とは思えない(笑)