⑥愛犬が日本度物高度医療センター初診 | トイプードル めめ&なな のアルバム

トイプードル めめ&なな のアルバム

めめ 9歳 (♀ レッド) ★2015.7.30生
なな 8歳(♀ クリーム)★2016.9.28生
日々の生活記録


2024年11月|トイプードルめめ(9歳)に起きた体調不良の経過記録⑥


10日経過しても回復せず…



 

11月11日から治療を続けていたものの、めめの症状は悪化の一途をたどりました。

 

・昼夜を問わず激しい嘔吐反射を繰り返す

・食事をうまく舐められず、舌も出たまま戻らない(力がない)

・手足に力が入らず(麻痺気味)ヨロヨロと足元がふらつく

声が枯れ、鳴き声も変わる

・140~160回/分程の頻呼吸がある

 

特に辛そうだったのが、夜間の徘徊と嘔吐反射の繰り返し。

夜中に数時間おきに起きては、30分~1時間ほど部屋をぐるぐると叫びながら歩き続け、苦しそうに吐き気をもよおしていました。

 

涙を浮かべ、悲鳴のような鳴き声をあげるめめ。疲れ果て、最後はぐったりと横になるものの、しばらくするとまた苦しみ始める…。10日経っても回復の兆しが見えず、症状が激しいことに不安が募るばかりでした。

 

 

 

 

かかりつけ医の判断|二次診療を勧められる

 

かかりつけ医も最善を尽くしてくれていました。休診日も電話で経過を確認してくださいました。しかし、症状が一向に良くならないことから、日本動物高度医療センターでの二次診療を勧められました。

より詳しい検査が必要と判断したのです。

 

 

 

 

「この状態で麻酔を使った検査をするのは大丈夫なのか?」

体力が落ちているめめにとって、負担が大きすぎるのではないかと心配で涙が溢れました。


こうして、夫婦で仕事を調整し、11月21日に日本動物高度医療センターを受診することを決めました。

 


 

【診察・検査】高度医療センターでの精密検査(2024年11月21日)

 

この日、めめは約3時間半の診察と検査を受けました。

診察中、私たちはもう1匹の愛犬「なな」と一緒に車内で待機。

 

 

 


事前に、基本検査費用がまずは十数万(検査追加で変更あり)、所要時間が3〜4時間程度かかるとの説明がありました。

 

検査内容

• 血液検査

• エコー検査

• レントゲン検査

※ 必要に応じて麻酔下での内視鏡検査も検討→血液検査の結果から今回は不要と判断。

 

検査結果

 

消化器系の診断

• 胃腸にガスが溜まっているが、夜間救急時のレントゲンと比較すると改善傾向。

• 腫瘍や異物などの重篤な消化器疾患の可能性は低い。

 

血液検査の結果

肝酵素値がやや高め(リンパ腫の可能性を考慮し、肝臓の細胞採取を実施)。

 

エコー検査の結果

• 腎臓・膵臓・脾臓・胆嚢・胃・小腸・大腸に異常は見られず。

 

呼吸器系の診断(※消化器科のため診療外)

• 肺炎の兆候はなし。(当初罹患してた場合、精密検査により確定が可能だが、現時点では不要と判断)

• 気管支の炎症の可能性はあるが、詰まりや拡大は見られない。

• 他院で指摘された心雑音については、犬種や年齢的に僧帽弁疾患の可能性があるが、今回は診療目的外のため詳細な検査は行わず。

 

 

【治療方針】胃腸炎と診断され、対症療法を継続

 

検査の結果

• 重篤な病が潜んでいる可能性は低い。

• 肝酵素値がやや高く、嘔吐があるため、リンパ腫の可能性を考慮し、肝臓の細胞を採取した。結果を待ち、必要に応じて再検査を実施予定。

• 気管支の炎症の可能性はあるだろう。(内視鏡で見ないと確定できない)

 

この診断から、まずは症状を治めるように、薬による対症療法を継続する方針となりました。

 

処方された薬

• セレニア(制吐剤) → 嘔吐防止のため、5日間継続服用。

• ネキシウム(胃酸抑制剤) → 胃の負担を軽減するため、5日間継続服用。

 

まとめ

 「命に関わる重大な疾患が潜んでいるわけではない」と診断され、だいぶ安心することができました。

血液検査・エコー検査・レントゲン検査は、これまでも受けてきましたが、高度医療センターの診断は精度も分析力も格段に違いました。

説明も非常に丁寧で、どんな質問にも的確に答えていただき、納得のいく診察を受けることができました。

費用は確かに高額ですが、それに見合う価値があると実感しました。

 

 

帰宅後、かかりつけ医に詳細を報告に行くと、「さすがだな~キラキラ」と先生も感心していました。

 

高度医療センターを受診して、本当に良かったと感じています。

 

 

 

 

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