その突然の知らせに しばらく時間が止まりました。
遺されたママさんに掛ける言葉が無くて…
その心中は痛いほど感じました。
自分の命を削ってわが子に分けてあげたいと願っても限りある愛犬との時間。
めめとななとの暮らしについても
立ち止まって考えさせられる数日となりました。
ママさんは犬の幸せを最優先にする人
都会暮らしを捨て自然のある町へ
留守番犬だったその子は、残りの半生を湘南の海でのびのび暮らしました。
ママさんはフォトグラファーだけど、
私みたいにポーズをとらせて、
待て!などと言って写真は撮りません。
洋服だって着させません。
カフェの長居に同伴もさせません。
飼い主の楽しみと犬の楽しみは裏腹…
わんこの望みを感じて尊重し、
わんこのストレスになることはしないのです。
芝を食んでも
海で砂まみれになっても
土の中のミミズに鼻を突っ込んでも
汚い電柱をクンクンしても
私みたいに「やめて〜」なんて思いません
犬は犬らしく
好きなだけ 好きなことをさせて
その汚れた顔と体でこちらを見上げたワンコに
今日の散歩は楽しかったかい?と
にっこり応える心の持ち主です。
ねぇ…つっつちゃん
あなたはあのママの子で
最高に幸せな生涯だったでしょ?