すいとん やでー?すいとん なんやろか。

トップ画ー。色つけた

最近 また乱歩ちゃんの小説読み返しとる。後にも先にも多分僕を夢中にさせた小説家は 江戸川乱歩しかおらんと思う。
人間椅子 あの短編小説はほんま 歩きながら見るほど ドキドキさせたな。
今日読み返した 芋虫
戦争で手足を全部失った肉の塊の夫を看病する妻の話。
その夫は 耳も聞こえなければ喉もつぶれていて口もきけない。唯一使えるのは目だけ。
ある日 夫にムカついた妻が気が動転して夫の目をつぶしてしまい夫は光を失う。
妻は夫の体に何度も『ユルシテ』と指で書くが夫は無反応。その後妻は 知り合いの家に駆け込み 戻るように諭され 家に戻ると夫の姿がない。
柱に鉛筆で『ユルス』。
それだけ書かれてあった。彼には足も手もない 自力で机の上の鉛筆を口にくわえて書いたのだ。
部屋は2階、階段も降りるのも想像もつかないほど大変だったに違いない。
その後 夫は庭の古井戸に身を投げて自殺する
こんな話。
『ユルス』この言葉がじーんときたな
(>_<)