前回、前々回と、M.E. Maxx
の犬用車椅子に乗っているキャバリアの花子ちゃん
をご紹介し、前肢が弱ってきた際は、2輪の後肢用車椅子では前肢の負担を軽減できる調整が可能であることをお話しました。
但し、この調整、残念ながら前肢のお衰えが進んでいる場合は、前肢を十分にサポートしきれないこともあります。
原則、2輪の車椅子の使用では、前肢がしっかりしていることが前提ですからね。
だからと言って、2輪の車椅子が使用できなくなる訳ではなく、後付用前肢サポートと呼ぶ前輪を付け足すことで、4輪の四脚用車椅子に作り変えることができ
、安定感のある状態で4本脚をサポートしながら乗せることが出来ます。
なので、けっして後肢用車椅子は無駄になりませんよ。
もちろん、車椅子に乗せても脚を使わせることは出来ますので、引き続きリハビリをしてもらうことは可能です。
そして、今回はこの様に、以前は後肢用車椅子、現在は4輪に作り変えた四脚用車椅子乗っているコーギーちゃんをご紹介します。
もねちゃんは、変性性脊髄症(DM)により、最初は後肢に歩行障害が出てしまいましたが、M.E. Maxx
の後肢用車椅子でとても元気に走り回ることができるようになりました。
しかしながら、DMは時間が経つにつれ、前肢も衰えてきてしまう病気。特に、前肢が衰える速度は、辛いですが後肢の時よりもかなり速いのです。
DMについてはこちら
で詳しく説明しています。
もねちゃんも、残念ながら前肢が弱ってきたため、現在は前輪を付け足し4輪にした車椅子でお散歩をしています。
次回は、もねちゃんのお散歩の様子
や、飼い主様からいただいた四脚用車椅子を使い始めた頃のコメント
などをご紹介させていただきますので、次回も引き続きご覧になってくださいね。



