保護犬マギーに初めてご対面した日、マギーのあまりにも
凄まじい状況を目の当たりにしたことはお話しましたよね。
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実は、マギーを連れてきたいただいた動物愛護団体の方から、
事前に受けた診断結果を渡されたのですが、う~ん、どうも
その結果内容…、腑に落ちない点が多い。
こういう時は、セカンドオピニオン
ということで、何はさておき翌日の午前中、先住犬で脚の悪い
パピヨンのジェナもお世話になっている草村(そうむらネ、そうむら)
動物病院に行ってきました。

マギーは人間の赤ちゃん用キャリーバスケットで移動です。
で、検査結果ですが、とにかく栄養状態がヒジョ~に悪い。
避妊手術の傷口の腫れは、漿液(しょうえき:分泌液ってとこです)
が溜まっているためでした。傷口から漿液はタラタラと流れ
出てはいたのですが、出たほうが良いです、とのこと。ほっ。
でも、栄養失調のため免疫力も低く、傷口は治りにくいと。
また、なんと肺炎にもかかってました。ハアハア言うのはそのためね…。
院長の草村先生もマギー
を抱っこしながら、「どんな
状態でいたのかねぇ。かわいそうに・・・。」とポツリ。
その先生に、「愛護団体さんからは、マギーは脱水症状なので
皮下点滴をしてくださいと言われたのですが・・・。」と聞くと、
「脱水症状はありません。」ときっぱり一言。おや?ま、いいか。
でも、「自分で皮下点滴しました?」と。いやいや、やったこともないし。
「前の病院でしてもらっていたようです。」と私。
すると先生は、「誤った場所に点滴されてますね。ここの部分、
吸収されずに、皮をつまむと分厚いでしょ。ほらね。」と首の後ろ
の背中部分を持ち上げると、ヒェ~、ほんとだぁぁぁ。
お尻近くの背中は、薄っぺらの皮がビヨ~ンと伸びるのに。
「最終的には、吸収されますから大丈夫ですよ。」はぁ~、そうですか。
ちょっとショックでしたけど、草村動物病院に来て良かった。
それに、関節ガチガチの脚ですが、レントゲンでは骨に異常は
見られないとのこと。
リハビリで歩けるようになるかもしれませんね。とのお言葉を
いただきました。やった
リハビリがんばって、歩けるようになろうね
もちろん、体調も良くなく、ましてや信頼関係もまだない状態で
体を触りまくってのリハビリは出来ませんので、まずは、
落ち着いた安心できる環境で、私たちの存在自体に慣れて
もらうことが先決ですけどね。
診察後は、お薬と栄養をつけるための缶詰の療法食
を
いただいて、帰宅の途に。
マギーお疲れさま~。おうち
でゆっくり休もうね。