先日、新潟市で実施している狂犬病予防接種
の

ためにサーシャ
とジェナ
を予防接種会場の


公園
へ連れて行き、予防接種の後は安静に


させなければならないので、帰宅後仲良く
お昼寝


をさせました。

日本
では、狂犬病予防接種は1年に1度ですよね。

でも、以前住んでいたアメリカ
では3年
に1度
。



お金
がもったいないからね~
とかいう理由



ではありませんヨ。
じゃあ、なんで

それは、ワクチンのタイプ自体が異なるからなんです。
実は、アメリカ
の狂犬病ワクチンは生ワクチンで、

日本
は不活性化ワクチン。

生ワクチンとは、毒性を弱めた生きている微生物や
ウイルス(病原体
)、不活性化ワクチンは、化学

処理などにより死んだ微生物やウイルスを使用。
日本の狂犬病予防ワクチンは、培養組織で狂犬病
ウィルスを培養して作る組織培養ワクチンで、これも
不活性化ワクチン。
どちらのワクチンも、体内で抗体を作り、未然に病気
を予防しますが、生ワクチンは、病原体
が体内に

入ると増殖
を開始し(生きてますからね~
)、


非常に軽度の病気に感染した状態となり、この過程で
抗体ができ、非常に強力な免疫力
がつくために

持続期間も長く、だからアメリカの狂犬病予防接種は、
3年に1度でOK。
3年にたった1度の摂取だし、免疫力も強いのなら、
日本も生ワクチンに変えればいいのに
と思われた

方、そう簡単な話しではなさそうです。
なぜなら、安全性の面では、不活性化ワクチンの方
が高いため。体調が悪く
免疫力が弱っている時に

生ワクチン
が体内に入ると、本当にその病気を

発症してしまう可能性もあるのです。

不活性化ワクチンは免疫力が弱いからこそ、効果が
長期間持続できず、複数回摂取が必要となり、年に
1回は摂取しなければならないようですね。
サーシャ
は、アメリカ
で生ワクチン、日本
で



不活性化ワクチンを接種しましたが、どちらにも異常は
見られませんので、どっちが本当に良いかは



狂犬病予防ワクチンの他にも、ワンちゃんに摂取しな
ければならないとされる混合ワクチン
。

混合ワクチンの多くは、生ワクチンの使用らしいので、
予防だからと言ってむやみやたらとワクチン
を


摂取するのも考えものかも。
特に、老犬などには。

強いだけに(混合の種類が多ければ多いほど、ワン
ちゃんの体への負担も増加します)、副作用などの
リスクはあるようですからね。
効果が数年続くのであれば、毎年は必要ないのかと
思っちゃいます。

ネットで見ていても、混合ワクチンの頻度に関しては、
賛否両論。



愛犬に一番良いことって、本当に何なのでしょうね















