頚性神経筋症候群の診断方法
前回から「頚性神経筋症候群」(CNMS)についてのお話しをしています。
これは神経がたくさん通っている首の後ろの部分が凝っていることにより
頭痛、めまい、疲労感などが慢性的に続く、という病気でしたね。
実は頚性神経筋症候群になっている人は
かなりの高確率でパニック障害やうつ病、
自律神経失調症や更年期障害といった病気も抱えている言われています。
というよりも
首の後ろの凝りが原因でこれらの症状になった、言った方が
正しいのかもしれません。
どれもこれも、めまいはもちろんのこと
頭痛や吐き気、倦怠感などの症状を伴いますので
体の不調の原因がどこにあるのか突き止めるまでに
余計な時間を要してしまうことも少なくありません。
めまいの原因がどこにあるのかというのは
必ずしもレントゲンなどに写るものではないので
医師としては症状を聞き取った上で
「たぶん耳石が原因の良性発作性頭位めまい症じゃないかなあ・・・」
みたいな診断を下し、エプリー法を施されておしまいとか
私のようにそのうち治るよ的なことを言われておしまい
という感じにならざるを得ないケースも多いでしょう。
しかしもしもめまいの原因が耳石ではなくて
首のコリにあったとしたら・・・
エプリー法は全く意味がないですし
放置されてもコリがほぐれない限りは治りませんよね。
よく「めまいは一生治らないよ」と諦めている人がいますが
恐らくそういう人は上記の例に出したような
言わば見当違いの治療をしてきている可能性があると思います。
だから治るものも治らない、と。
頚性神経筋症候群はどのように診断するかというと
基本的には医師の問診と触診です。
詳しく症状を聞き取った上で
首の後ろの部分を触って凝りがどの程度かを判断するわけです。
併せて瞳孔の検査や
首から頭部にかけてのMRI検査なども行われることがあります。
その結果、頚性神経筋症候群と診断されれば治療となりますが
具体的な治療方法についてはまた次回ご紹介します。
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