投稿思案中≧(´▽`)≦


 「一日も早く戻りたい」。福島県飯舘村では15日午後、計画的避難の第1陣となる10世帯が自家用車などで村を離れた。目を真っ赤に泣きはらし、男児を抱きかかえて車に乗り込む母親の姿もあった。
 菅野典雄村長は、村役場前に集まった避難住民に「本当に申し訳ない。一日も早く帰れることを願っている」とあいさつ。福島市内のNGO団体がオーストラリアからの義援金を各家族に手渡した後、職員が「行ってらっしゃい」と声を掛けて送り出した。
 3世代11人の大家族で福島市に避難する大内貞子さん(73)は、村長に「本当は行きたくない」と涙ながらに訴えた。大内さんは「慣れない所で周りの人も変わる。健康のことも心配だ。(放射線量が)一番強い時の空気を子供たちは吸っている。どうなるのかと思うと原発が憎い」と語った。
 家族7人で移転する会社員菅野仲二さん(59)は「生まれ育った村を離れるのは、やっぱり残念でならない」と無念そう。「今になって出てくれと言うが、孫たちのことを考えると指示を出すのが遅かった」と国の対応を批判した。 

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