2024.04.06 音楽と死の夢 | 夢の島思念公園

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2005年から書き続けている夢日記

ジャスコの2階に以前私をラジオに誘ってくれた人(名前を失念)とその友達が運営している音楽系の専門店があって、そこに行って「楽譜が欲しい」と言うと、「うちはこの通り今流行りの曲かロングセラーの楽譜しか無いよ」と言われて「LSDの楽譜を探してる」と言ったらラジオの人とその友達が顔を見合わせて、何故か英語で「ダウンステア、アンド、ラウンド」と言って人差し指でわたあめ作るみたいにぐるぐる回した。

それを何度もやるので「分かった」と行って1階に行ってぐるりと一周すると、6畳くらいのスペースにフリーマーケットみたいに色んなものが売っていて、存在感の希薄なショートカットでメガネのお姉さんがレジに座っていた。

私はお姉さんに「LSDの楽譜が欲しい」と言うと、検索結果:2 となって左側の棚の二箇所が赤く光った。

そこを見るとSIAの楽譜がそれぞれ1冊ずつ入っていた。

私は両方買った。

家に帰るとおばあちゃんちで、おばあちゃんも叔父さん家族も居なくて、マキシマムザホルモンのナヲちゃんしか居なかった。

ナヲちゃんと一緒に楽譜を見て、歌いながらピアノで弾いてみた。

私が弾くピアノをナヲちゃんは「GLAYみたい」と言っていた、よく分からなかった。

歌はナヲちゃんの方がきっと上手だから歌ってよ、と言うと「SIAは専門外、ありちゃんのオペラ声の方がまだ合う」と言っていた。

なんやかんやあって田舎のオペラのコンサートにSIAの曲で出る事になり、会場に向かうバス停で、私、両親、妹、祖父母、犬、ケンちゃんという大所帯で待っていると、知らないお兄さんがバス停に来た、両親がソワソワしてるのでどうしたのと聞くと、そのお兄さんはとても有名な作曲家で、若くして自殺してしまった人らしい。

へぇ、と思って私はお兄さんに「これからコンサートに行くんです、お兄さんも?」と話しかけると、お兄さんは「僕も運営で呼ばれてまして」と恥ずかしそうに言っていた。

お兄さん歯並びが悪くて心なしか歯が少なかった。

「何かお兄さんが作った歌を歌って」と言うと、私でも知ってるような名曲を歌ってくれた。

音程が若干怪しかったけど、少し掠れた優しい声だった。

槇原敬之みたいな存在なんだと思った。槇原敬之は歌上手いけど。

歌い終わるとお兄さんは踵を返してバス停から去って行った。

私はふとこれから自殺するんだ、と思って「ありがとう!大好きだよ!」と大きな声で伝えた。

お兄さんは振り返らなかった。

ケンちゃんも「大好きだよー!」と言って、家族も「大好きですよー!」と彼の背中に叫んだ。

お兄さんは恥ずかしそうにはにかんでいるのが後ろから少し見えた。

バスに乗るシーンはカットされて、楽屋で死ぬ日が近い女の人と一緒になって、その人はなんかすぐ脱肛しちゃって人工肛門で、それが原因で色々体に悪い事が起きてもうすぐ死ぬらしい。

内蔵出るって大変だなぁと思った。

謎の空気の振動で目が覚めた。