スリクソンアイアンの先端ウェイト
今日はスリクソンZ585アイアンの2番手ずらしの依頼に着手する!
スリクソンのアイアンって若干面倒部分がある。
上手に上手にシャフトを加熱することによってヘッドから抜いたシャフトの先端に内蔵されているウェイトがくっ付いて来る…。コツはソケット下3センチを上手にバーナーで加熱することだ。
この加熱の仕方、そして加熱時間でホーゼルの底面にくっ付いているウェイトをシャフトと共に引きはがすことに成功する。
”良いねぇ~。取れた取れた!”
シャフトを抜いた時にこれが一緒になって取れれば…
”良し!ナイス!”
と”独り言”を言ってしまうほど嬉しい。
今日の成果は7本中3本がホーゼルの底に残ってしまいましたね…。
”金色に見えるのが残ってしまったウェイトだ”
”ではこれを取るか…”
リシャフトではこれらをすべて抜き去るのが重要だ。たまにこのウェイトを残してリシャフトされているクラブを見かけることがあるがそれは全くの素人修理だ。メルサではもちろんすべてのウェイトを綺麗に取り去ることから始める。
”すべて綺麗に取れました!”
ウェイトを取り去ってさらにホーゼルの中の接着剤も綺麗に取り去る技術がなければ最近メルサでブームのDLCも一切処理出来ない。ホーゼル内に残ってしまったウェイトはドリルで削ってしまっても問題無いがその方法は少々荒っぽいしウェイトが大きい場合にはまずまずの時間も掛かる…。
私は自分が考案した方法で”スポン”と引きぬいて処理します。
さて、2番手ずらしが完成だ。
今回の2番手ずらしはPWとAWがありましたので3本の新品シャフトが必要となりました。結果、残ったシャフトは3本だ。
さて、さて!私のロッディオFWも完成しました!
【ロッディオFW 3W】TSUKI-6 ※AFソール
可変ホーゼルは1度ホーゼルを使ってオープンの位置に設定してみました。、そしてソールはAFソールです。
初代ロッディオはドローヒッターの私にはちょっと怖くて使えなかった。2代目は顔も良くなり捕まり方をコントロール出来る幅に収めることが出来るようになった。そして何よりも飛距離性能がスゴイ!
ヘッドカバーも使い易そうなのでロッディオで統一してみた。
中身はそれぞれ違うけどね!
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