ふるさと納税で購入したウェッジにDLC処理!
相変わらず人気の高いアーティザンウェッジのノーメッキタイプ!メルサ試打クラブもノーメッキの為にこのようになってしまいました…(泣)
皆さんのアーティザンウェッジは恐らくここまではならないと思いますがノーメッキウェッジの大敵は”錆び”ですよね~
では何でノーメッキが重宝されるのでしょうか?
それはメッキが邪魔だからです。スコアラインの溝規制はかなり厳格に決められています。その中でスピンを維持することは並大抵のことではありません。
ノーメッキはそのルールの中でも一番エッジの角が立つのです。下記に下手くそですがイラストを描いてみました。下記は溝の断面です。実際のルールではこんなにも角が立つことは許されていませんが”例え”だとして大目に見てください。
メッキは20ミクロンの厚さがありますがそれでもメッキモデルは溝の断面を埋めそして角を丸めさせてしまいます。このようにメッキをするとスコアラインの角は少なからず”丸く”なってしまうものです。
さらにノーメッキはこのメッキのクッションが無い為にダイレクトな打球感が得られると言われます。打感によって強弱の微妙なフィーリングを感じ取ることで繊細なタッチを身体が覚えることにおいてノーメッキは少なからず有効なのです。
なるべく錆びさせたくない…。ダイレクトな打球感とエッジが立ったままのスコアラインの断面を維持させたい…。
そんな夢のような仕上げをメルサは開発に成功しました!
【DLCノーメッキサテン仕上げ】※持ち込み物件にて
”良し!完璧~♪”
「ふるさと納税で購入したウェッジを是非メルサでDLC処理して欲しい!」
そんな希望を受けて早速仕上げました。こちらはアーティザンウェッジのノーメッキタイプにDLC処理を施しています。このDLC処理は錆びの発生をある程度防ぐ効果も確認しています。
こちらをご覧ください。
オーロラ部分はDLC処理されています。DLC処理された箇所をサンダーで削って放置すると削った箇所が見事に錆びていますね!逆にDLC処理された部分の錆びはかなり少ないと思います。このようにメッキの1/20の厚さでありながらも錆びをある程度防ぐ効果が確認されています。(錆びは”完璧”には防ぎません)
さらにメッキ厚の1/20の厚さと言うことは下記のようなことが言えます。
(赤線がDLC)
そう、まるでノーメッキのようなスコアライン断面を維持しながらしかも錆びにくい…。
”これを誰でも気軽に処理出来たら…”
私がこの技術に拘ったことがお分かり頂けると思います。しかもメッキ厚の1/20なのでヘッド重量はわずか0.2~0.3gしか上がりません。それでいて脅威の被膜耐久性を誇るのです…。
さらにさらに!
まだまだ通常メッキとは違う言いたいことがありますがそれはまた次の機会に…
この技術を日本で唯一再メッキシリーズの”頂点”にラインナップ出来たことを誇りに思います。
【三浦技研IC-602 #5~#P】DG105 S200
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