見えない部分も綺麗にしたい！

｛パターのシャフトを伸ばして欲しい！」との希望。

良くあるシャフト伸ばしの相談だが基本的なスタンスはNGと考えています。シャフト伸ばしはエンド側で行いますがスイング中におけるグリップ側の力の掛かり具合は相当なもの…。

やはり安全性を担保出来ないのが私の見解です。加えて性能的にもカウンターバランス設計になるので本来の性能から離れてしまう場合もその理由だ。

今回はパターのシャフト伸ばしと言うことでOKとした。

スチールシャフトのシャフト伸ばしはステップのあるスチールシャフトを使うことで綺麗に完成する。伸ばした部分の凹凸もツラにしたいのも私の希望。

両面テープでツラにする方法もあるしグリップ下で接合箇所が見えない理由もあるが…

今回は1インチエンドを伸ばす希望。シャフトに入れ込む長さも1インチにしている。

ステップのあるスチールシャフトを入れる場合には上記画像のようにステップの部分で綺麗にハマり込むがわずかにシャフトの段が出来る。

この伸ばして段になった部分も綺麗にツラにしたいのが私の勝手な希望だ。

スチールシャフトはそれこそテーパー構造になっている。1本のシャフトから”伸ばす”部分とさらに”ツラ”にする部分の部品が取れるのだ。

では伸ばす部分を荒らして…

このシャフトをさらに入れる。

そしてカットすると…

この部分が境目！

シャフトが2枚重なっているようには見えないでしょ？最後に入れるシャフトは入れ込む時に叩いて入れる位の内径がピッタリとしたものを選別するのがコツだ。

グリップを戻して完成だ。

技術はグリップの下に隠れてしまうが私はこのようにすべて作業しています。

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