今年の集大成”assemble by melsa”アイアン完成

今まで培った技術の集大成のようなアイアンが完成した！

日々多くの業務をこなしながら空いた時間で少しずつ少しずつ手間をかけて製作…。今、ここに完成して自分でも感無量だ…。

”バタバタした中、良くここまで完成したと思う…”

【MP-37”assemble by melsa”】DG　S200　※スパイン重心挿し

【ソール】

トレーリングエッジ側を重量の許す限り研磨、さらにリーディングエッジ側もカットした”トリプルカットソール”を採用。

【逃げ顔の構築】

ユーザー様より”逃げ顔にしてもらいたい”との指示のもと私なりの逃げ顔を考案。意味するものは構えた時に引っかからないイメージの顔のことだが形が完成しているヘッドを”逃げ顔”にすることは容易ではない。

そこで拘ったのはトップブレードのトゥ側の向きだ。

まずはトゥの形を純正よりも若干角ばった形状に変更する。そして全番手構えた時に適度に右に向くようにこの角を修正。

そのイメージで全番手研磨修正をする。

このようにすることで構えた時に引っ掛からないイメージを出した。ちょっとしたことだがこれは結構効くもんだ。さらにショートアイアンではトップブレードをなるべくストレートに研磨してさらにトゥ側を角ばらせて同じように右に向けている。

【銅下+ブルーブラックミラー・サテン仕上げ】

メッキは一旦ミラーメッキで完成させてさらに社内でかる～いサテン仕上げを私自ら1本1本施した。

ミラーのようなサテン仕上げは手加減が重要だ。メッキ工場もこの微妙な仕上げに関しては”白旗”を上げた為に私自ら手掛けることになった…。

【レーザー刻印】

「7番と52度にassemble by melsaとレーザーで書いて欲しい…」とのお申し出を頂いた。これは初めてのことだがチャレンジしてみることに…（笑）

大きさはちょっと控えめに入れてみました

「いや～なんか恥ずかしいですがコレ良いですね！（笑）」

リクエストのお申し出を頂きありがとうございます！

これが出来れば”1/10”とかの限定シリアル番号も今後可能ですね！

【スパイン重心挿し】

ＤＧのS200をスパイン調整で装着だがウェッジはそのまま装着されていたS400を流用することに…。スパイン調整によって向きが変わってしまった…。

新品のラベルがちょうど余っていたので張り替えることにした！

↓

研磨技術、メッキ技術、サテン仕上げ技術、そしてレーザー刻印と今まで培った技術がてんこ盛りだ。

”大変お待たせしました！”

水曜日に発送させて頂きますm(_ _)m

明日は定休日の為にブログもお休みです。

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