ヘッド重量は削って調整するのが理想
「ダイナミックゴールドS400で35.0インチにしてバランス最大D4.0以下にしてもらいたい…。」
そんな要望を頂いたアーティザンウェッジの60度。確か60度は302g近くなかったかな?と思いつつ確認してみる…
「あるね!やっぱり…」
ちなみに現時点でバランスはいくつになっているのか?
「D4.6か…」
本当はバランス基準の考え方はあまり良くない。バランスにはあらゆる要素が含まれるからだ。ヘッド重量はもちろんのこと、シャフトのバランスポイント、シャフトのレングス、そしてグリップ重量にグリップのエンドの厚さ…
これらすべてを含めての複合的な要素になる”バランス”と言う考え方はここでも何度も伝えているが非常に不透明な指標!
グリップエンドが厚いかもしれないしこのシャフトだけ先端側が少し重くなっていることも考えられる。ただ、一般的に容易に調べられる数値”バランス(スイングウェイト)”が未だに広く浸透しているのは仕方がないかもしれない。
この場合例えば56度を35.0インチ制作で300gのヘッド重量のものが装着されていることを知っていれば同じレングスにする場合ヘッド重量300gに合わせてバランスは成り行きにする手もある。ただしヘッド重量を知っていればの話だが…。
それではまず希望のSBソールに研磨!
↓
まだ重い、まだ重いということでもう少し減量できる場所を模索する。やはりトレーリンエッジ側をもう少し落とすしかないだろう…。
おおかたの研磨はこれで完成だ!
ちなみにヘッド重量はこちら
【アーティザンウェッジ60S】DG S400 ※メルサグラインド
ソールはこんな感じで仕上げ完了!大きくカットしたリーディングエッジに…
さらにトレーリングエッジ側のヒール側を大きく落としてフェースを開き易い形状としこれら研磨を加えたことでヘッド重量を軽量化し希望のバランスD4.0以下にすることを可能とした。
【BUDDYハイパー14度】バブルライトEV R2
レディース仕様の超高反発!
フィッティングでは明らかに目視でキャリーの落下地点が10ヤード違った。ロフトも14度にも設定出来るし可変式なので任意に±12度が可能だ。
ヘッドカバーがダウンジャケットのようだ。
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