「どうしてもPING G410PLUSに戻っちゃう…」
「テーラーのSIMも使いました!SIM2も使いました。アレコレ使ってもこれに戻ってしまう…」
ドライバーとアイアンのフィッティングに来られた方の悩みはあまりにもPINGのG410が気に入っているのだがもう少し弾道を低くしながら低スピン化させたい…とのこと。
「弾道が高くてスピン量が多いので飛距離をロスしているのではないか?」
そんな疑惑だ…。
”なるほど…。ここだな!”
HSは50m/Sの彼は振りに行くと若干クラブが下から入るクセのあるようでこのタイプの方は一旦左に引っかかった1発を見ると次発は右に吹かすローテーションに陥る。
ダウンスイングで器用に寝かせることが簡単に出来る方は右!そして左!となるものだ…。
アイアンのシャフトは何を使っていますか?と聞けばモーダス125のXと言う返事があった。そこで私はドライバーの重量は落とさないことを決断。
ベンタスブラックやスピーダーNXの70gなど比較的絶滅傾向にある70g台を中心にPINGのG410にセッティングしてみるがことごとく吹き上がる…。
しかしある一本のシャフトだけは違った傾向になった…
弊社を訪れた多くのハードヒッターを黙らせてきたこのシャフト…。
TPTレッドレンジLOシャフト!
15番から試打をしていったがさすがに15番は重くて硬いようで16番LOがピッタリ!
左への引っ掛け極力無くなって分厚い辺りを連発する…。
「コレどこのシャフトですか?何なんですか?コレ??”」
TPTのクラフト的な一番の特徴は日本風のバランスセッティングを一切無視した設計!16番LOは確かに重い方だがシャフトのバランスポイントもかなりヘッド側…。
いわゆるヘッドバランスは15番、16番辺りで簡単に2ポイント位アップする特徴を合わせ持つ。つまり好きなレングスにカットして出て来たバランスはD4だろうがD5だろうがすべて無視するのが基本!
ここに来るまでに多くのドライバーシャフトを試しているとは思うのだが恐らくどれもこれも大手シャフトメーカー内の”常識の枠の中の選択”だと思う。
そんな枠の外のフィッティングが出来るのも弊社の魅力だ。
そんな特徴と相まって既存の枠から外れたところから思いもよらないセッティングが自分にあっているかもしれない。
そんな枠の外の意外性も見つけてあげたいですね!
連日のフィッティング盛況も良いが明日はクラブ職人に戻らないとマズイぞ…(汗)
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