3/16(日)に開催された、島根県パワーリフティング選手権に
出場をして、予定通りの惨敗でした。
今回は勝ち負け云々より、今まで机上の空論で
考えていた事などを実践してみたり
こうなんだろうけど、実際やってみてどうかな?と
いう部分のすり合わせと、1発のRPE@10は
どのくらいなのか?を計測する回でした。
惨敗しましたけど、楽しかったですね
他県の方々と話をしたり
これでパワーリフターのスタートラインに
立てたんだなーと。
昨今、全国的にパワーリフティング競技を
始める人が多くなっているのを感じています
東京都だと、新人限定大会のエントリーが
結構早く規定枠埋まるくらいですからね。
今回、自分がデビューするにあたって
「初心者が気をつけるべき点」をいくつか
会場などで見かけたり、実際取り組んでいたことなど
あるのでシェアしたいと思います。
1:主審のコールがあるのを想定した練習をしておく
パワーリフティングは、機材が置いてある
プラットフォームへ入場して
試技を開始、ラックにウェイトを戻すまでの
一連動作を全て主審のコールに従う必要があります。
会場で見かけたのが、スクワットの第一試技で
挙がりは流石に軽いけれど、コールを待たずに
ラックに戻してしまう「合図無視」で
失敗判定を受けている人が居ました。
ベンチプレスも同様に、スタートコールで下ろし
シャフトが胸に付いたらプレスコール
挙げきって肘が真っすぐになったら
ラックコールがかかりますが
普段の練習通り、終わったら戻しちゃった人も。
この辺は、大会直前になって練習するよりかは
「コールがある事想定で普段からやっておく」のが
一番効果的だったりします
競技者界隈のメニューで言うcompメニューですね。
(competition:試合形式の略称)
自分は結構前からYouTubeなどで
大会ライブも見てて、コールの存在知ってたのもあり
普段の練習のトップセットなどで
脳内コール練習を取り入れていました。
例えば、その日のスクワットの練習で
脳内でバーイズローデッドのコールから
セッティングを開始して、ラックアップ
スタート位置に立って、スタートコールを
脳内再生して動作を行い、ラックコールで戻すような
方法をやっていました。
もちろん、脳内コールより他者のコール
欲を言えば審判資格を持ってる人に
お願いすると、より良いと思います
スクワットなら膝・ベンチプレスだと肘が
伸び切ってなかったりすると
コールかからない場合もあります。
2:大会で使われる機材は何度か触っておく
大会で使用される機材は、国際パワーリフティング連盟の
承認を受けているメーカーのコンボラックという
一般の24hジムではそう見かけることが無い
機材を使います。
スクワット・ベンチプレスで使うコンボラックは
セッティングの高さ調整がかなり小刻みに
変更できるので、とても快適にフォームを組めますし
ベンチプレスのシートも柔らかく
幅が広いので、アーチの組加減や沈み込みが
大きく感覚が変わってきます。
試合前にスクワット・ベンチプレスの際に
どのくらいのラック高さが一番やりやすいか
確認する時間もありますが、参加者が多いと
結構列を作ることがあります。
普段24hジムなどで練習している人は
大会で使用される機材(大体事前公表される)で
練習する機会がまず無いでしょうから
ビジター利用をして、事前に高さの調整を
計測したり、実際にどういう感触なのか
触れておくことは大事になってきます。
おそらく、ベンチプレスが一番変わります
シートが柔らかく沈み込む仕様なので
普段硬めで滑りやすいシートをでやっている人は
めっちゃフォーム組む感覚が変わります。
また、スクワット・ベンチプレスだと
セーフティの高さも申請しないといけないので
そこも事前に把握しておきましょう
第一試技でセーフティ高すぎて接触した・・とか
あると、勿体ないですからね。
3:大幅減量しないといけない階級にエントリーしない
階級選びに関しては「特に何もしなくていい」のが
一番理想的な選び方だと思います
ボディビルディング競技のように、バリバリに
絞り上げて出る必要は一切無いです。
パワーリフティング大会のエントリーですが
大体1~2ヶ月前くらいに募集要項が
発表されることが多い印象です
なので、そこから-10kg減らして出る!ってなると
下手せずとも間に合わない可能性がありますし
コンディション激悪になってくるでしょう・・
有名選手が水抜きとかやっていますが
初心者の人はやらないほうがいいです
ホントに「特に何もしなくていい」のが一番理想的です。
ちなみに、自分は1月頭に68kgだったので
74kgに・・ではなく、除脂肪減量をして
66kg級にエントリーしました
除脂肪減量に慣れていて、-2kgくらいなら
期間内に間に合うし、パフォーマンスに
影響がない事が分かってる上で選択しています。
まあ、最終的に64.3kgとかになったんですがね・・
試合前2日オフにしたら、疲労が抜けたのもあり
ゴリゴリにむくみが抜けて、食べても戻らなかったです。
これは余談ですが、家庭用体重計は
必ず「硬い床の上で計測すること」を守りましょう
柔らかい床だと沈んで数字が狂ってきます
このミスをして、過去に痛い目にあった選手がいるので・・
4:ウォームアップの練習をしておく
パワーリフティングのアップって
長時間アップ機材を占有出来ないことが多いです
時にはシェアしたり、セコンドや係の人が
居ない時には、お互いにプレート付け合うなど
手伝い合う事もあります。
例えば、スクワット第一試技100kgのアップで
シャフト*10・40*5・60*5・70*3・80*2・90*1と
やっていると、刻み幅が細かすぎるし
試技前に疲れてしまいます。
この辺は普段の練習で、どのくらいアップの
重量を飛ばせるか?を確かめておくといいですね
個人的には「第一試技が最終アップ」くらいが
丁度いい塩梅かな?と感じます。
アップ開始の時間ですが、前グループの第一試技が
始まったらくらいでしょうかね
過剰にやっても疲れますが、やらなさすぎも
良くないので、普段の練習で
いい塩梅を模索しておくのは大事です。
デッドリフトで注意したほうがいいのが
あまり早く液体チョークを付けてしまうと
荷物など触るのが面倒くさいことになります
なので、必要な物を先にピックアップしておいてから
液体チョークを使いましょう。
また、ベビーパウダーを使用する際には
必ず下に新聞紙など敷いた上で塗布しましょう
粉が会場に散らばると迷惑になりますし
滑って転倒する人が出てきます。
5:試合で着るTシャツ等は着て行かない
原則として、試合で着用する服装や
ギア一式はコスチュームチェックを受けて
OK貰えた物のみ着用が可能です。
荷物になるからとか、気合入れて
シングレット下に着るTシャツを着てきて
コスチュームチェックで「これ着ます」と
やってる人が居ますが、ダメって言われると
困るので辞めておきましょう。
Tシャツ裏もバックプリントがあると
滑り止めになる可能性があるとみなされて
アウトになる事があります。
間違い無いのは「綿100%のジャストサイズ」です
ブカブカだと、シングレットの中で
丈が余ってぐしゃっとなってしまい
ベルト巻いた時の感覚が変わってきます。
なので、家でもいいから必ずシングレットは
試合前にTシャツと共に着用したほうがいいです
一番ベストはシングレットを着て
調整練習を行ったり、審判資格持っている人の
目線で見てもらう事ですね。
普段ジャージ履いてるとわからないけど
シングレットだとベンチプレスでお尻浮いているよう
見えるとかありますからね。
スクワット・ベンチプレスの時の靴下は
着用含めて自由ですが、デッドリフトの際には
膝下丈のロングソックス着用が必須になります
別に他競技用(野球やサッカーなど)でもいいですが
裏地に滑り止め加工が施されている物はダメです。
もちろん、靴下等もコスチュームチェック対象です
なので会場入りした際に履いている物を
チェック受けずに着用するのは
原則アウトになりますので、試合で履く物は
着用せず持っていきましょう。
6:食べ物・飲み物は多めかつ事前に用意しておく
会場周辺にコンビニがあるとは限りませんし
皆同じこと考えると、近隣のコンビニなどから
欲しいものが消えてる・・とかあります
地元民ならまだしも、県外で土地勘が無い場合も
あるので、事前に食べ物・飲み物は準備して
行くほうが無難でしょう。
軽量級・女子選手だと早めの時間帯に
試技が組まれることがあるので
固形物食べていると、消化が間に合わないかもしれません。
自分がおすすめするのは「粉ポカリ」と
「ガッツギア」ですかね
どちらも主成分がブドウ糖が最初に来ますし
変に固形物入れたくない人、すぐリカバリーを
したい人にはオススメです。
ガッツギアは10個持っていきましたが
結構長丁場だったので、9個消費しました
固形物は試合の後用に餡餅とか団子を買ってましたが
試合後になって、団子食べたくらいです。
一応、当日の朝に24h営業のスーパーや
8時開店のイオン系スーパーにも寄って
普通のご飯探してみましたが
店舗で作っている弁当・おにぎり系は
ちっとも並んでいませんでした。
7:会場準備や片付けは出来る限り手伝う
地方協会って、人手不足なんですよね・・
基本的に選手が役員を務めています。
前日準備はまだしも、後片付けや撤収は
結構時間ギリギリな事もありますので
手の空いた人や、帰宅に支障のない人は
可能な限り撤収作業を手伝いましょう
選手=お客様ではなく、運営チームの一人です。
ざっくりとこんなところでしょうかね
ルールなどに関しては、日本パワーリフティング協会が
HPでルールブックの最新版を公開してるので
じっくりと何回も読んでおきましょう。
それでも分からない事があるなら
地方連盟に問い合わせてみるか
パワーリフティング競技に強いジムに
ビジター利用やパーソナル受けるついでに
ガンガン質問していくのがいいでしょう。
初めての試合って、意外と緊張しましたね
思ったようなパフォーマンスにならない事も
起こったりしますが、それが実力なんですよね。
勝った負けただけでなく、全力を尽くすことと
当日楽しむために、しっかり下準備しておくのが
大事なんじゃないかな?と思っています。
これを見て、少しでもデビュー戦が
楽しめるようになれば幸いです。





