筋肉界隈のXにて話題として出たのが

「トレーナーは人を相手にするため

全員が何かの医療資格を持つべき」という

とある人のポストでした。

 

この方の意見の前提として

人を相手にするなら資格は必要であって

資格を持っていて自己研鑽出来る人が

やるべきだと、注釈されています。

 

 

結構前に話題にあがった

パーソナルトレーニング中の怪我が増えているという

ニュース記事もありますが

資格を保有している人でも、お客さんに

怪我をさせるような指導をしてしまう

事例は、残念ながらゼロでは無いです。

 

実際、パーソナルトレーナーという業務は

業務独占資格(その資格が無いとやっちゃダメ)と

いう規定の国家資格が無いです。

 

極端な話、その辺の24hジムで自己流で

トレーニングしてた人が、明日から開業届出して

「自分、明日からパーソナルトレーナーです!」と

開業したって、何も問題が無い世界です。

 

 

個人的には、自己研鑽出来る人がやるべきと

いう点においては大きく賛同出来ますが

「トレーナーが何かしらの医療資格を有するべき」と

いう点においては、うーんと思うとこがあります。

 

まあ、現実問題として無理だろうな・・と

24hジムは全国各地にあるし

パーソナルジムやフィットネスクラブ

体育館併設の運動施設とか含めると

全国にはとんでもない数のトレーナーが在籍してます。

 

そういった人が皆資格を取得しないと

いけなくなると、確実にトレーナーを辞める人が

出てくるので、日常の健康維持レベルの

運動指導の敷居がとんでもなく跳ね上がってしまいます

パーソナルトレーニングを受ける人って

ほとんどが「競技とかしてない人」でしょう。

 

また、仮に資格保有者となったなら

おそらくセッション金額が跳ね上がります

60分5,000円でも安い方ですが

「自分、看護師免許持ってます」と

20,000円まで上がったら、そう簡単に受ける人は

居ないでしょう。

 

「ADLには問題ないけど、運動を推奨する」って人が

施設で運動指導を受けれないってのは

結果的に医師の負担(患者の増加)に繋がってくるかなと。

 

 

トレーナー側の不勉強に関しては

実際のところ、問題ではありますね。

 

お客さんの既往歴とか、治療中の怪我

医師からの諸注意などから

「こういう動きは良くない」と判断して

避けるとか、現状の状態を確認した上で

どこが過緊張してる・どこが抜けてるなど

総合的に判断しないといけないでしょう。

 

重りを持たせて運動させるだけが

パーソナルトレーニングではなく

「その人が気持ちよく動かせる状態にする」のも

トレーナーの仕事なんですが

この部分をすっ飛ばす人が多いです。

 

まあ、お客さんとしても

パーソナル指導行って、1発バッコーン!と

挙げる心意気なのに、バーをほとんど触らず

エクササイズとかストレッチばっか

やっていたら、嫌になるでしょう。

 

でも、出来ていない事を伝えるのも

トレーナーの役割なんですよ

そこ嘘付いて褒めちぎるだけでは

単なる”接待トレーニング”でしかなく

お客さんにとって不利益しか無いです。

 

 

 

文書も長く、オチも特に無いですが

研鑽を重ねているトレーナーさんもきちんと居ます。

 

セッションの数とか、人数はアテにせず

じっくり見定めてから依頼したほうがいいです。

 

時には時間とお金をかけてでも

生で会って情報を仕入れる・指導してもらう事で

大きく変化する場合もあるので

その辺はケチらず行けばいいと思います。