ドナルド・マクドナルド・ハウスは、難病の子と家族のための滞在施設です。
ハウスに賑わいが戻ってきました。
滞在についても殆どの対応が新型ウィルス騒動前に戻っています。
戻ってはいますが新型ウィルス騒動下において替わった生活の流れは替えられない部分もあるようです。
その中の一つに部屋での飲食があります。
ダイニングキッチンの予約制は撤廃されていますが、部屋での飲食はそのまま継続しているハウスが殆どではないでしょうか。
これは新型ウィルスに対する警戒がまだまだ強く残っていることだけではなく様々な細菌感染やウィルス感染への警戒心が関係している以上、急速に元に戻すことが難しいからです。
もしかしたらこの先もずっと、飲食は原則としてダイニングキッチンで、というルールは表向きには出さないかもしれません。
全国のハウスで統一した対応を取っているかについてはわかりかねますが、利用者が全国各地から集まってくるハウスが多い性質上、一律な線引きをした対応は取りづらいのではないかと思います。
ダイニングキッチンは基本的には利用者が使用後の掃除をしますがボランティアも利用者がいない合間に掃除や消毒や片付けをしています。
新型ウィルス騒動前はひっきりなしの利用が多かったのですが、この頃はテーブルが全て埋まることは少なくなりました。
キッチンの使用頻度は戻ってきましたが、会食はディスタンスを気にするのか新型ウィルス騒動前とはスタイルが替わってきています。
ファミレスにあるような個室スタイルのダイニングの登場が近いのかもしれませんが、ハウスのコンセプトからは外れるような気もします。
部屋での飲食は禁止したいのが本音なのだと思います。
私たちボランティアはダイニングキッチンを気持ちよく使用出来るように準備に努めています。