私も会社見学やったなーと自分のときを思い出した。懐かしい。
学生さんたちは夏服をきていてカチッとした頭にカチッとした服装で、緊張した面持ちをしていた。
「

高校の子ってみんなああなの?」といきなり社長に聞かれ一瞬戸惑った。
「みんな頭とかあんな風にきっちり縛ってるの?」
社長のチェックが入った。
言いにくかったけど正直に答える。
「うーん、やってる人はやってるし、やってない人はやってないと思います。」
社長は笑いながら、
「そうだよね、みんながみんな同じなわけないよね。」
と言っていた。
自分も会社見学をしたときにはこんな風に企業に見られていたんだなと思うと嫌だなと思った。
企業側も見るところは見るし、予想でだけどここで働いていけそうかは見ていた。
良さそうな子がいたら教えてくれると助かるよなんて冗談混じりに言われたけど、就職っていったら一人の人生がかかってるかもしれない事だから、軽はずみには言えない。
その場は笑ってしのいだ。
会社見学も終盤にさしかかり、母校の生徒に一言ということで会議室に呼ばれた。
まだ入って数ヶ月のぺーぺーが何も言えることなんてない。
私自身会社の事や仕事の事でまだわからないことがたくさんある。
たくさんの学生さんたちの前に立つと緊張してしまい、おかしなテンションで話していた。
「もしこの会社に入るなら、体力をつけてきた方がいいと思います。夏の暑い日も冬の寒い日も、基本的に大変なので健康面は大切かなと思います。」
言おうと思っていた台詞をいい終えた。
隣には会社で4番目に偉い人が座ってクスクス笑っていた。
言う台詞を間違えたかななんて思いながらしどろもどろで質疑応答タイムに入った。
聞かれた質問はふたつ。
「仕事でなれるまでに大変だったことは何ですか?」
と
「会社の雰囲気はどうですか?」
だった。
ひとつ目の質問にはまだなれていないのでなんとも言えなかったが、私が感じる仕事で大変だと思うことを話した。
問題はふたつ目の質問だった。
会社の雰囲気といわれてもパッと思いつかず絞り出してでてきたのがあまりいいイメージではなかった。
こういう質問はよい雰囲気の会社に聞くしかない。
ましてや隣に上司が座っているのに悪いですなんて言えない。
会社の雰囲気なんてものは実際に入ってみないとわからないものであると思う。
だから「雰囲気とかって、実際に入ってみないと合う合わないとかもあるからなんとも言えないですけど…」
ここで言葉がつまった(笑)
非常事態発生だ。
少しの沈黙を破り、私は苦し紛れに話はじめた。
「でも、研修期間が終わってから皆さんとご飯を食べにいったりしました。いろんな方が声をかけてくれるし。」
と自分なりのフォローをいれた。
内心ではいろいろ自分につっこんでいたけどニコニコ笑いでごまかした。
社会に出る不安とか職場の人間関係とかやっぱり気になるんだなと、あのときの私もざっくりとそんなことを思っていたなと振り返った。
同僚は私でもやっていけてるので皆さんでも大丈夫だと思いますとベストな答えを言ったらしい。
私は彼女を尊敬した。
頑張れ、新入生!
続いては会社でのバーベキューの話。
これが大変だった。
みんなお酒も入っていてかなり酔っていた。
川で昼間にバーベキューだったのだが、悪酔いした上司が片っ端から川に人を突き落としていた。
私はお酒の味が好きではなくお酒はちょびちょび飲んでひたすらお肉を食べていた。
この日は川に入れなかったけど私以外の女の人は入っていた。
皆水着だったんだけどビキニみたいなのをきていてすごいなと思ってしまう。
あれは私的に下着と一緒だからでるところはでてしまう。絶対着れない。
皆酔っているからかなんなのかセクハラが酷かった。
あーんをリクエストされ、そんなものできるかと内心思いつつ笑顔でかわす。
髪の毛を触られたりからだを触られたりいろいろデリカシーのない質問をされたり、酔っぱらい達はすごかった。
なるべく近寄らずにひたすらお肉を食べ近づいてきたらさりげなく逃げる。
あまりに酷いときは直接セクハラです。やめてください。と言った。
お酒の席ではなるべく注意しないと大変だということがわかった。
それでも会社の人だからうまくやっていかなければいけないしなかなか難しい。
これも社会経験のひとつかと思うと会社の飲み会も楽ではない。
でも今は良い上司に囲まれて仕事をさせてもらっているし、生活があるので多少の事で負けたりはしないしできない。
仕事のあれこれ多々あるが、今日は休みだし最近はまり出した本でも読もうと思う。