いつまでも同じもの?

モノ作りは、継続が命と言われますが、それはジャンルによります。


食べ物は、いつも同じ味を継続する。
バリエーションがあっても、クオリティは維持するのが基本。
種類を豊富にする戦略もありますが、
そこそこのビジネスは、余り種類を増やさないで、可能ならば、一品に限定する方が良いのです。

理由は、効率の良さを求めるから。

確かに、バラエティ豊かな店は魅力的です。
しかし、
その日に作ったものが全て売れるとは限りません。
必ず売れ残りが生じます。
それを終了前にタイムセールで完売させたとしても、利益額はそれ程の貢献をしないのです。
残り少ない商品を完売させようとする時間と労力を考えれば、効率が悪いのです。
もし、それが毎日続くとしたら、月間ではかなりのマイナスになってしまうでしょう。

そこそこビジネスは、効率が悪い作業は極力避けるのが鉄則なのです。

ファッション系のビジネスの場合は、種類を豊富にしなければなりません。
食品とは異なり、その日に完売する事が目的では無いのです、
売れなくても、商品が傷まないのでその日に必ず売る必要が無いからです。

また、同じモノをいっぱい並べることで、いろいろな志向のお客さまが興味を示してくれるます。
そして大事なのが、自分の代表作を展示しておくこと。
それが、例え高額であって売れなくてもお客さまは、
「こんな凄い技術を使うのだ!」
「お手頃な商品も沢山ある!」
と、興味・関心を持ってくれるのです。

このように、ジャンルによって戦略は異なるのです。
片寄った考えや妙な拘りは捨てて、柔軟な発想を心掛けたいものです。

あの店に行けば必ず「アレ」を売っている!というアピールも必要なのです。それが、常連客の獲得につながるのです。
市場規模

これを買う人は何人居るのか?

そこそこ売れればいいや、と思っても人間は欲が出て、
「もっと売りたい!」
と思ってしまう性癖があるものです。


自分では売れる!と思っても簡単には売れるものではありません。

先ず、市場規模を調べること。
営業を始める前に、その場所…、
例えば、フリマみたいな催事の場合は、来場者の予測や実績が公表されています。
その中で、何人が商品に興味を示してくれるのかの販売数を予測します。
このような催事は、手作りに興味がある人だけが集まるので反応は良いのですが、短期決戦。

一方、商業施設等の場合は集まる人は、目的を持っていなかったり、他の買い物のついでにブラブラするので、余程注目されない限り、購買には結び付きません。
しかも、認知されるまでに時間が掛かってしまうことを念頭に長期の目標を立てて活動しなければなりません。

私の場合は、パンの移動販売が生業なので、スーパーの店頭を営業場所として借用しています。
選定の基準は、ターゲットである子供連れの若いママが住んでいる街。
高校や大学など学校が近くにある街。
塾やスポーツセンターなどがある街。
出来ればスーパーの来店者が3000人を超えている店。
贅沢を言ってしまえば、駅前にあること。

このような理想的な立地で営業出来る場所は一件だけ確保しています。
他の場所より二倍から三倍も売れます。それも毎週同じだけ、定着してしまうと雨でも同じような販売額になるのです。

嗜好品は、同じ商品を何回も買って頂けるので、安定した経営が成り立っているのです。


自分の作品を何処で売るのか?
ターゲットは集まるのか?
何人ぐらい集まるのか?

しっかりと予測を立てる事が重要です。
マーケティングの重要性

市場を知る!

これができない人が本当に多いです。

自分では世間を知っているつもりでも、自作したモノを売ろうとして、マーケットにだしても「全然売れなかった!」と嘆く。
その、ほとんどの人が、あたかもお客さんが悪い!みたいな判断をしています。

何故、そうなってしまうのか?

答えは簡単には出ないのですが、自分では良いと思って一生懸命に作っていても、それを評価してもらえない。

一つは、志向が違う。

お客さまが求めているモノの質と価格に食い違いが生じている事があげられます。
デザインが気に入らない。
色合いが似合わない。
サイズが合わない。
等の要素が合致して、初めて興味を示します。
そして、そのモノが適正な価格なのかが次の行動に影響します。

ブランド品は質が良いしデザインも気に入っていても、価格が手に届かない、だから我慢する。

例え、手作りのアクセサリーを作って、1000円で売りたい!と考えても売れないことがあります。
では同じものが500円だったら…。

売りたい人は、価格を高くしたい。
買いたい人は、安く買いたい。

このバランスが、売れる!売れない!に影響します。

良くあるケースが、友達に聞いたら、「1200円でも売れるよ!」
と言われて、ちょっと安く1000円に設定しても、
友達は、関係を壊したくないので、心の中で高く評価するから、実は参考にはならないのです。

では、関係無い人に同じ評価を求めると、想定よりかなり安く設定します。

この差をしかっりと見極める!

これがマーケティングの重要な要素の一つです。

次回は、「市場規模」について