ああ、それ勘違い!


最近、ビジネスを始めた人が良く勘違いするのが「ブランディング」なる言葉。

小さな規模で始めているのに、大手ナショナルブランドの真似をするのです。

かっこ良いネーミングを付けたい!
マークやロゴタイプにこだわりたい!
印刷物のデザインもプロにお任せ!
等々。

ブランディングは、表面的な視覚を統一することでは無いことを知ってほしい。

企業や個人の歴史や社会的存在の意義、組織や商品への信頼を得るための総合的な戦略の一つなのです。

ですから、簡単にかっこ良いデザインを導入したい。
と言うような単純な戦略ではないのです。
ブランディングは、長期に渡って培う戦略なのです。

確かに有名ブランドと名の知れない衣料品を見て、多少の価格差があっても選ぶのはブランド品でしょう。
それは、品質に問題が無いことを消費者に長い期間を要して浸透させているからなのです。
その信頼を得るためには、デザイナーが著名であったり、信頼をおける工場で作られていたり、或いは接客が礼儀正しかったり、包装が美しかったり、様々な要素が絡み合って築きあげられた結果なのです。

そこには「物語」が必ず付いて来ることも忘れてはいけません。

語れない人が「ブランディング」と叫んでも誰もついてきてはくれません。


自己満足に浸らないで欲しいのです。


お手本は街の中にある!

自分で始めるささやかなビジネス。
それでも企業の様に成長したいし、出来れば、世の中で知られる存在になりたい。

夢は膨らみますが、現実は…。

一人で何役もこなさなければなりません。
製造又は仕入から始まり、営業、搬送、梱包、在庫管理、経理全般、そして総務的な業務まで様々。

営業は得意だけど、経理はちょっと?と組織に在籍していた時とは異なる苦手な職種も自らがこなさなければなりません。

最も重要なのが、損益・収支の計画。売掛金や手形の決済など、売り上げても現金が手元に入るまで、活動費は立て替えておかねばならないのです。

それが資金繰り。
自分のお金を事業に回してしまうと、その後、経理がごちゃごちゃになり、収拾がつかなくなる恐れがあります。

自分のお金と事業のお金はきちんと区別しておくのが得策です。

何をすべきか?

答えは街の中にあります。

コンビニでコーヒーを買っても、レジはきちんと打っているし、商品を袋に入れるかもお客さまに確認する。
挨拶もきちんとするし、店舗も清潔に保っている。

確かにマニュアルで決められた事をしているだけなのですが、勉強になる事が詰め込まれています。
目線を変えて、店員の行動を観察するのも面白いですよ。

商店街を歩けば、商品の売り出し方、お客さまに声を掛けるタイミング等も参考になるはずです。

デパートへ行ってみれば、商品のディスプレイ方法やライティングの手法、そして値札の付け方、包装等も参考になるでしょう。
或いはお客さまがどんな行動をとっているのかも観察すると良いかも知れません。

自分が感じ良かったと思う接客、目を引いた陳列方法、

まだまだいろいろ参考になるショップやサービスが沢山あります。


勇気を出して街歩きをしましょう。

但し、今までとは違う目線で…。
お団子!


さぁ!販売スタート!

お客さんが目の前を通るのに、立ち止まってくれない。
商品を手にとってもくれない。

こんな時間が、営業していて一番辛い時です。

何故、立ち止まってくれない?

原因の一番は、商品の魅力。
次が、陳列の方法。
三番は、販売スタッフの振る舞い。

この三つがきちんと整理されないままに営業を開始しても、お客さまはそれを見抜きます。

商品のクオリティはしっかりしているか?デザインは…、色合いは…、素材は…、色々な角度から一瞬にその商品を見定める怖い存在がお客さまなのです。

陳列の方法も、お客さま目線で。
手に取りやすいか?
アクセサリー等なら鏡が置いてあるか?
お客さまは、自分に似合うかを鏡に映して確認したいのです。
そんな気遣いがなされていることも、お客さまを呼び込むツールとして役立つのです。

スタッフからお客さまへの声掛けもタイミングを誤ると購買には結び付きません。
やたらと声を掛けても、それを嫌う人もいます。声を掛けられるのを待っている人もいます。
この見極めが難しく、大手アパレルでも「ファーストアプローチ」についてマニュアル化している程、重要なアクションです。

店のイメージをしっかり確立するまでには、経験の積み重ねが重要ですし、時間も掛かります。
もし自分で出来なければ、気に入った店を真似するのも良い方法です。
段々と自分らしさを演出出来るようになります。

そろそろレジが開かないと、お団子になってしまうよ!

今日の売上000と、
串刺しのお団子状態。