仕切り方。

大きな催事も、 小さな催事も仕切り方は同じ。

しかし、現場を取り仕切る人によって、スタッフが気持ち良く仕事が出来るか、二度とやいたくない!と言われてしまうか、気遣いは大変です。

先日も、集合時間前に電話が入り「クルマのバッテリーがあがって動かない!」と叫んでいる。

日頃の手入れが悪いのはさておき、修理を頼んだので二時間遅れる!

まあ、凝れも仕方ない!

こちらは先に会場へ向かうと告げて国道を一時間ほど走った。

時間が余ったので早目の昼食代をとってのんびりしているとまた電話が鳴った。


結局、オーナーが材料を持ち込んでくれたので小生が先行して作業を開始。

朝方に連絡をしてきた人は五時間遅れで到着。
焼き上げたパンも持ってきてくれたが、お祭りの開始時間となってしまい現場は大混乱。

終了間際には雨も降りだす始末。
そこへ、のこのこあらわれたのがオーナー。
バタバタの顛末は良く知っているのですが、「もう全部できましたか?」とニコニコ顔で登場しました。

「おい!ジュース位の差し入れは無いのかよ!」「気の効かないヤツ!」
と心の中で叫びました。

現場スタッフはお互いに協力して、依頼のあった数は納品できたのです。

せめて、
「帰りにメシでも食べましょうか?」
ぐらいの気遣いは欲しかった。

仕切る人の人柄も大切ですね!

ゼロからのスタート。

ビジネスを始めるに当たり、何を核にするのか?
殆どの人が、それまで仕事や趣味で培った経験を基にスタートさせます。

理由は、
同じ業界で不安が無いから?
技術を身に付けているから?
人脈があるので?
etc.

退職金を新しいビジネスにつぎ込む人も居れば、借金でスタートさせる人も居ます。

独立して思うことは「会社の信用」が無くなること。

ローンを組もうと思っても、所属する企業が無いと申し込みも出来ない!
マンションのローンは、在職中に組まないと、退職後は相手にされないのです。


お金以外はゼロになることを肝に命じておいて欲しいのです。

そう言う私も同様の経験者だから、忠告できるのです。

結局、ゼロからのスタートを切らざるを得なくなり、知り合いの仕事を手伝ったりして次のビジネスを練っていました。

運にも恵まれたのですが、移動販売を手伝っているうちに、オーナーが「車を貸すから自分でやってみる?」と提案してくれたのです。

わたりに船、ではあったのですがもう一つ障害があったのです。

それは“プライド”。

それまでは、華やかなマスコミ業界、それなりの得意先を担当していたのですから。
それがスーパーの店頭で知らないお客さまを相手にする販売業。

接客もおぼつかない人間が突然「いらっしゃいませ‼」と声を掛けるのです。

抵抗がありました。

でも始めてみると「接客って面白いな!」と思える様になったのです。

踏ん切りが付いたのです。

このビジネスは、ゼロからのスタートだけど極めてみようと…。
人柄が…。

同じ仕上がりなのに味が違う!

と、お客さまに言われた事があります。

同じ素材を使い、調理法も同じ。
でも、お客さまは「味が違う!」と言うのです。

お客さまの心理状態は、実はとても微妙なのです。

同じ商品を扱っていても、店の雰囲気、スタッフの一言、商品の扱い方、包装の状態等、様々なアンテナを広げて、瞬時に判断しているのです。

お買上のお客さまに対してのお見送りの挨拶でも、次回につながるか?と考えれば大切なアクションなのです。

自分では、きちんと接客しているつもりでも、周りから見ると過剰な接客だったり、無愛想に見えたりするのです。

一度、仲の良い人にジャッジしてもらい、改善するのも良い方法ですね。

そうそう、私がお客さまに言われたのが「人柄で味が変わるのよ!」の嬉しい一言だったのです。