確認しろよ!


学生の企画集団に遭遇したことがありました。

自分達でイベントの企画を考えて実施するのを目標として集まっている、とのこと。
面白そうなので、一度集まって話を聞く機会を得た。

学生たちは五人ほど集まってくれて、考えてきた内容を発表してもらう事に。

ファミレスに席を設けて、オーダーを取りに来たスタッフにリーダーが
「フライドポテト“大”」と注文、
「他には?」
「それだけで!」

ちょっと待て!
この集団のリーダーは常識が無いのか?

一つの皿を全員で食べて節約しようと考えた行動らしい?

こちらは大人ですから、全員にドリンクを注文しておいた。


さて、それぞれの企画を順番に発表してもらう。
どこかでやっているイベントの焼き直し、自分達が面白いなと思った内容を発表されても採用できる中身は無かった。

最後にリーダーが発表。

ある企業がイベント用に開発したパッケージものをそのまま採用してはどうか?

オリジナリティは?
若さゆえのとんでもない企画が出てくると、期待した小生が悪かったと。

それはさておき、金額は?
小さな場所でも出来るの?
等、最小限度の情報は欲しかった。

でも、
「決まれば交渉します!」

と言うことは
これから確認の交渉をするの?

お気楽企画集団だった(笑)


企画を提案するときは、必ずこちらの意向を相手に伝えて、確認していた。

スポンサーに企画を提案して、OKが出て、いざ実行に…。
「ごめんなさい!あの企画は出来ません」
なんて事態がおきたら、即、出入り禁止。

こんな学生も居るのだ!という勉強ができました。

マイナスの経験も糧になりますね。
地域によって。

テレビコマーシャルでも知ることが出来るご当地の味。
それだけで、地域によって味の嗜好が違うのです。

同じ様に、ファッションの志向も地域によって異なります。
細かく言えば、場所によっても売れ筋が違ってくるのです。

そのリサーチを怠ると
「何で売れないの?」
となってしまうのです。

山の手、下町。
ビジネス街、学生街。
etc.

街には色々な「顔」があります。

何を売りたいのか?
誰に売りたいのか?
いつ売りたいのか?
によって、場所が決まります。

希に、「この場所で、何かしら商売が出来ないか?」
という相談を受ける事もあります。

依頼を受けて、自分では出来なくても、場所を探している仲間や知り合いが居るかも知れません。
ダメもとで、情報を伝えてしてみるのも大切な行為です。

私は、こういった情報を得て、拡散することで、人脈が広がり、様々な業種の方々と知り合うことができました。

自分は必要の無い情報でもそれを欲しがっている人も居る事を忘れてはいけません。

また、その地域に住む人々や街を訪ねて来る人々をターゲットとする営業戦略を組み立てる事も必要です。

同じ系列の商業施設でも地域によって来店するお客さまの層は変わります。
地域や場所によって商品構成を変える柔軟性も大切です。
ホンモノなの?


商品の質が問われる昨今。

売る側も買う側も商品にまつわる情報がネットで簡単に入手出来るため、真贋が直ぐに分かってしまう時代ですね。

それでも「これ、ホンモノ?」と、疑われる品が並んでいる店もあるのです。

知り合いが「これカシミア100%のマフラーなんです!」と言って、
品物を見せてくれた。

手触りはそれっぽい、
「タグには100%と記してあるけど、怪しい!」
「何処で手にいれたの?」
「ネパールです。これで商売したいのですが…。」

当時は、デパートや商業施設との取引もあったので、訪ねて来たのだ。

有料だけど品質の検査証明を持ってきて欲しい!とアドバイス。

後日、証明書を持参して見せてくれた。
「ウール95%、カシミア5%と記してあった。」

本人は、ショックだったらしいが、良くある話なのです。
寒い季節も近づいていたので、買付を済ませていたのです。

二重のショック。

「ウールと表示して売るしか方法が無いね!」

それから私の前には姿を見せなくなりました。


シルバーのネックレスにアルファベットのネームを入れられるサービスをクリスマス商戦で売りたい!と申し入れを受けた事があります。

アイディアは面白かったので、詳細を聞く事に。

そしてデパートの担当者に「クリスマス用に提案したいアイテムがあります!」と事前に情報を入れておいた。


いざ、詳細をヒアリングすると問題が発生した。
品質、デザインは良いのだけれど、納期に時間が掛かってしまうのです。

店頭でオーダーシートに記入してもらってから二週間の製作期間が必要だ、と説明を受けたのです。

クリスマスに間に合わせるには12月の上旬には締め切りになってしまうのです。

理由は、韓国で作るため。

クリスマスの前二週間は商品を売る事が出来ない!受け渡しの為に店は営業しなければならない!
そんな…、バカな事が。

そこで提案した。
アルファベット単体のシルバーを作って、頭文字を組み合わせる事が出来れば、いつでも売れる。

出来るか?
と尋ねると、「作ります!」
と元気に返事が帰って来た。

このシステムならばとデパートも受け入れてくれて、コーナーを設けてくれた。

売上は、頭文字を組み合わせたアクセサリーの方が多かった。

購入のタイミングも商品の質にとって大切な要素なのです。

商品が売れるのは色々な要素が絡み合っているのです!