信用問題!

お客さまは、何を信頼して商品を買ったり、サービスを受けてくれるのか?

ちゃんとした素材で作られているか?
傷や不具合は無いか?
最近は、何処で作られたか?
など、様々なポイントを確認して、お客さまは商品を購入する。

これに加えて重要なのが、お客さまと接する販売スタッフ。

どんな商品を希望しているのか?
を見極めて接客しないと購入に結び付かない。

逆に購入しなかった人に、その理由を聞いてみると、
「希望の商品が無かったので…」もあるのですが、
「店員の態度が悪かった!」も意外と多いのです。

すなわち、商品と同じぐらいのレベルで販売スタッフの“質”が、購入に際しては重要なのです。


あるメーカーでは、現場スタッフと店舗責任者とのコミュニケーションを重んじています。
それは、店舗の雰囲気を重視しているからで、スタッフ同士がいつも笑顔で接客するためには仲間意識が重要であると本部が判断しているからなのです。

店舗責任者と反りが合わなければ配置転換も積極的にするし、他店舗へ長期出張を命じたりしてスタッフ同士のコミュニケーションづくりに努力しています。

そこまでして…、と思いますが、それだけスタッフの“心の持ちよう”が販売には重要と判断している証しでもあるのです。

そういう事が、店舗の信用にも結び付いているのです。

商品やサービスの信用も重要ですが、同じぐらいのレベルでスタッフの信用も重要なのです!
相談は誰に?

小さなビジネスは、全て自己責任!

以前、銀行が危ない!と言われた時には政府がお金を融通してくれた。
その理由は、「銀行が潰れたら国民が困る」というもの。

個人の経営が危なくなっても政府は面倒をみてくれない。
時々、中小企業を活性化させようと、特別融資制度を発表するが、儲かるのは銀行。


個人商店は、融資を受けても元金と利息は払わないといけないのです。

だから、全て個人の責任でビジネスを展開させなければならないのです。

自分で決められるという自由はあっても、その責任も負わなくてはいけない。

唯一、借金が返せなくて、倒産や自己破産すればそれまでの負債はチャラ。
社会的信用は失うのですが、これを多用して生き延びる人も居る現実は、何か矛盾を感じます。

さて、ビジネスを展開するうえで、困った事態が発生した時に相談できる信頼する人が周囲にいますか?


営業、仕入、製造、経理などの様々な分野に精通している人は少ないでしょう。
各々の専門家は居るのですが、悩み事は複雑に絡み合っている事も多いので悩むところです。

私は、問題が発生した時には、なるべく公的機関を利用します。

問題を解決しようと本屋でハウツー物の指導書を探すのも一考ですが、図書館へ行けばほとんどの分野の悩みを解決している本が揃っているからです。

なるべく、広い分野の知識を得ていた方が思考が偏る事が避けられます。

税金の問題が生じれば、税務署へ。
役所の商工観光課にも、物産や製造業の役立つ情報があります。
国際的な問題ならジェトロや各国の大使館へ。

役所と聞くと尻込みしてしまいそうですが、実は気軽に訪ねても親切に対応してくれるのです。

しかも、お金が一切掛からないのも魅力の一つですよ!
目標は?

起業する時には、きっちり決めていた目標が、ビジネスを進めて行くと、どんどん変わってしまう事もあります。

目標は変えてはいけないのか?

変わらぬ事が善?
変えたら悪?

ビジネスは、相手が在って存在するもの。

だから、相手によって自分も変化させねばならないケースもあるのです。

自分の考えでスタートさせても、時代の変化や社会の仕組みが変わってしまえば、それに合わせる対応力も持ち合わせていなければ、取り残される事もあるのがビジネスの世界です。

私の場合は、取引先の社長が交代して方針が変わり、取引の継続が不可能となってしまった経験があります。

売上の半分以上を占めていた得意先の担当者は、何とか取引が継続出来るように算段をしていただけたのですが、規模は縮小され、利益も薄くなり経営が成り立たなくなってしまう事が判明し継続を諦めました。

方向転換をせざるを得ない状態は、精神的にも辛く、新たな得意先にも時間が掛かり、最終的には廃業という道しか残りませんでした。

残念がられても、時が過ぎると周囲からは忘れられて孤立無援。

誰の責任でも無いのですが、現実にそういう事態が生じるのもビジネスです。

この教訓で学んだ事は、一つの会社に頼り過ぎないこと。


三本の矢、先人の知恵!

売上という矢が3分の1づつだとすれば、一つが折れても二本が残れば何とか継続出来るようになる。

当初の目標からかけ離れても継続出来る事の方がベターであると…。