もう少しおつきあいください
実家写真館2017GW・その3。
ミヤコワスレをいっぱいに咲かせた庭で
花束を沢山作った
数年前のいまごろ
鹿が里に下りてきて
毎晩のように庭を歩き回るようになり
農作物も ミヤコワスレのつぼみも
木の枝の新芽も みんな食べられてしまった
去年 父母はミヤコワスレ再生計画を実行
苗を買ってきて 鹿が入れない場所を作り
花を増やしはじめた
この花はシカのお口に合わないらしく
のびのびと咲く
食べられないように
自分を苦くしたんだろうか
食べられたくない
花を咲かせたい
子孫を残したい
そこには
迷いなんてあるはずもない
箱入り娘たちを
母が花束にする
兄の子供たちが帰り
今日は静かに5月人形の片付け
ちょっと一息
一人で散歩に出る
巨木にツタがからまり
巨木もツタも新芽を出して
午後の光を浴びる姿は
もう何が何だか圧倒される
淡々とした美しさと
淡々と飲み込まれそうな厳しさ
こんな山奥に道を作った
狭くても
曲がってでも上へ 上へ
まっすぐに 刈られたお茶の木
















