「あれ」について 1 | 万土花草紙 ~話したいこと、たくさん~

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オノまどかの日々の気付きやお知らせを綴っています。
ふと目をとめて下さった方、いつも読んで下さる方、ありがとうございます。

昨年度「あれ」と「これ」をやるつもりで

「あれ」については、そのうち報告できるはずと

日記に書いておりましたが

 

「あれ」とは一体、何だったのか?

 

今日こそ、明かします!ヽ(^o^)丿

 

実は「幼稚園教諭免許」を取得いたしました★

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが

私は保育士資格を持っていて、現在、保育士として働いています。

 

この度、幼稚園教諭免許を得たことで、保育園だけでなく

幼稚園の先生にもなれるようになりました。

 

ところで「保育園と幼稚園って、どう違うの?」という

疑問を持っている方もいらっしゃると思います。

 

保育園は児童福祉法に基づいた厚生労働省管轄の施設で

幼稚園は教育に重きを置いた文部科学省管轄の施設です。

 

ざっくり言うと、保育園は子どもの面倒を見ることがメインで

幼稚園は小さな学校という感じです。

(満点の答えではありませんが、分かりやすく説明するために

ご容赦下さい)

 

なので、同じ子どもを預かる施設であっても

何となく住み分けしているのでした。

 

ただ、この先、保育園で働くには保育士資格だけでは

充分でなくなる可能性があります。

(幼稚園も同じく、保育士資格が必要になるかも?)

 

幼保特例制度というものがあって、それは

 

子どもに関する規定の施設で

3年以上、4,320時間以上の実務経験があって

所定の学校の講座で5教科8単位を取得すれば

幼稚園教諭免許や保育士資格が取れるというものです。

 

(※今年の4月から新特例が追加されるとのこと)

 

実務経験があることが前提で

保育士資格は持っているけど、幼稚園教諭免許は持っていない

幼稚園教諭の免許は持っているけど、保育士資格は持っていない

先生向けの制度ですね。

 

何でこういう制度ができたのかというと

平成に「幼保連携型認定こども園」というものが登場したからだと

思われます。

 

幼稚園と保育園が合体した施設だとお考え下さい。

 

省略して「こども園」と書きますが、こども園で働くには

保育士資格と幼稚園教諭免許の両方が必要なのでした。

 

国が幼保特例制度を作ったのは、こども園のように

将来的に保育園と幼稚園を一本化する考えなのではないかと

 

意味のない制度は作らないでしょうから。(~_~;)

 

私の身の回りのせまい範囲での話ですが

 

保育園で働くのに幼稚園教諭免許が必要な所もあると

聞いたことがあります。

 

逆に幼稚園教諭免許のみで働ける保育園もあります。

(正職やパートなど、立場にもよると思いますが)

 

現在は移行期間だから混沌としているのかもしれませんが

幼保一体化するなら、業界全体にもっとアナウンスする必要があると

思うのですが、幼保特例制度を知らない先生が多い印象です。

 

2025年3月までという制限付きの制度なので、尚さら早く

知らせた方がいいのではないか? と、思うのだけれど。(;^_^A

 

私は同じ園で働いている先生方には幼保特例制度のことを話しました。

この春から幼稚園教諭免許取得の勉強を始める先生もいます。

 

私がなぜ、幼保特例制度を知っていたのかというと

幼稚園教諭免許を持っていて保育士資格を持っていなかった友達に

保育士資格を取るにはどうしたらいいのか

相談を受けたことがあったからでした。

 

調べていくうちに、幼保特例制度を知りました。

 

その友達は無事、制度を使って保育士資格を取得しました。

 

そして、私も制度を使える条件を満たしていたので

幼稚園教諭免許を取ることに。

 

保育士+幼稚園教諭で「保育教諭」と言うそうです。

 

私もその仲間入りをしました。(^^ゞ

 

幼稚園や保育園、特例制度の説明だけで長くなってしまいました。

何しろ1年近く関わってきたことなので。

 

勉強や免許の申請、雑感などは【「あれ」について 2】に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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