保育園の仕事で私が好きなものがあります。
それは……お背中トントン♪
子どもをお昼寝で寝かしつける時に
背中をリズミカルにトントンたたくことです。
私は現在、1歳児クラスに配属されているのですが
たまに3,4,5歳児クラスのお昼寝の寝かしつけの
助っ人に行くことがあります。
小さい子(1,2歳)はすぐ寝る
大きい子(3~5歳)はなかなか寝ないんじゃないかという
勝手な思い込みがあったのですが
実際にやってみたところ
大きい子の方が割とすぐに寝る印象を持ちました。
こういうとアレなんですが
起きていた子の背中をトントンして、寝てくれると
何だか「やった~!」という気分になるのです。(o^-')b
私のいる1歳児クラスには寝つきの悪い子らがいます。
1歳にして寝つきが悪いなんて
赤ちゃんの頃から大変ね。(;^_^A
いつも寝つきの悪い子もいれば
いつもは寝るのに何故か今日は寝ない子もいます。
トイレが大嫌いで、トイレに行くことを促されると
毎回ギャン泣きするTくんが
いつもはちゃんと寝るくせに
ある日、いつまでもグズグズと起きておりました。
たまたま私がTくんの近くを通りかかったところ
他の先生に
「今日は音樹先生がTくんと最後まで闘うそうです」と
言われてしまいました。(ノ゚ο゚)ノ
……受けて立ちましたよ。(笑)
1歳児クラスきってのイケメンと言われているTくんですが
強敵でした。
「寝ないなら、お布団は鬼さんに持っていってもらいます」
「もう、音樹先生がこのお布団で寝ちゃうからね」
などと言いつつ
Tくんが電車の話を始めたので
「ねんねすれば、電車がくるかもね」と
音樹の魅惑のウィスパーボイス(!)で「シュッシュッポッポ」と
ささやきながら、背中をトントンしたところ
彼は私の手のひらに顔をのせて寝てしまいました。
「シュッシュッポッポ」と背中トントンが
電車の揺れ感をかもし出したのかもしれません。
こうして、ある日の闘いは制しました。
30分かかったけどね。(^o^;)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

