『思い出のマーニー』を観てきました。
ジブリ映画だからといって観る方ではないのですが
「あなたのことが大好きよ」という
コピーが気になって。
観たら、やられました。ヽ(;´ω`)ノ
先日見たシビアな夢と内容がリンクしていて。
(ストーリーを知らずに観ました)
子供も観にきていたけど嵐の場面で泣いてました。
こわかったのね~。
これは大人の女性向けの映画じゃないかなと思います。
男性の監督なのに、思春期の女の子の感性を
これだけ理解して描けるのはすごいです。
ささいなことなんだけど嫌なこととか
女の子同士はすぐ内緒にしたがるとかね。
↓ここからネタバレを書くので
これから観にいく予定のある方は
読まないようにして下さいませ。
「私は自分のことが大嫌い!」というアンナの独白から
始まります。
何で嫌いなのか、分かりたくないけど分かる。(^_^;)
一人残されてしまった怒り。
(アンナの両親は亡くなって、養父母に引き取られた)
仕方がなかったと表面上は言えても
何で私がこんな目に遭わなきゃならないのか
癒えない思いが心の中にはあったことでしょう。
嵐の中、アンナを残して帰ってしまったマーニーに
再会した時、アンナはマーニーを許します。
マーニーのことが大好きだから
だと思うけど
先に亡くなってしまった両親のことや
アンナを育てることで
公的資金をもらっている養父母のことも
同時に許したのでしょうね。
「大嫌い」「大好き」「許す」というのが
この映画の三大キーワードのように思いました。
「大嫌い」は傷で「大好き」は薬で
そこで初めて「許す」
すなわち痛みは完治するのでしょうか?
私は観に行かなきゃいけなかったんだろうと思います。
観に行かされたのね、多分。
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