前回の日記に関連した話を書きます。
(最近ぐずりがちな年長女子5才Aちゃんと
彼女に手を焼いている保育園の5才担任B先生の話)
なぜこういう場面をよく目にするのか
これを自分に置き換えてみると
学びがあるなぁと気付きました。
ぐずりがちなAちゃんを【自分の弱い心】
AちゃんにちゃんとしてほしいB先生は【自分の理性】
としてみると、どうでしょう?
理性は
「他の人にできることが何でアナタ(弱い心)は
できないの?」
「そうやってグズグズして私(理性)を困らせるの、
いい加減にしてよ!」
などと言って、弱い心を責め立てています。
対する弱い心の方は
「アナタ(理性)が私に話しかけてくれるのを
待ってたんだけど、どうしてそんなに怒ってるの?
もし私が悪いことしたなら謝るけど
そんな言い方しなくても……」とのこと。
弱い心は寂しがり屋で、かまってほしいのです。
でも理性は、弱い心をかまう前に
自分の言うことを聞かせようとしています。
冷徹な軍人が天涯孤独な幼子に命令しているみたい。(^o^;)
軍人【理性】が軍隊口調で命令しても
幼子【弱い心】はこわがって泣くだけなので
軍人が幼子に言うことを聞いてもらいたかったら
まずは抱っこして
やさしい口調で話しかけることでしょうね。
冷徹な軍人といえども幼子を無視するわけにいかず
幼子も一人でそこで生きてはいけないので
二人一組で行動することで
ようやく物事が動き始めます。
成し遂げたいことがあっても
いままでうまくできなかったのは
理性で「やれ!やれ!」と
自分を追い立ててしまったからかもしれないなぁと
思いました。
「やれ!やれ!」と言う前に
ダメな自分でも、やさしく言い分を聞いてあげることが
必要かもしれません。
ここでリアルAちゃんとB先生に話を戻しますが
多分、AちゃんはB先生に
もっと自分の気持ちを分かってもらいたいんだろうな~と
思います。
B先生は遊びとしつけのメリハリがはっきりしていて
面白いけど厳しい先生でもあります。
B先生はAちゃんを甘やかしたくないのでしょうが
Aちゃんがぐずるということは
AちゃんにB先生の愛情が伝わっていないのだと
いう気がしています。
B先生がAちゃんにやさしく話しかけて
ハグしてあげたら
Aちゃんは安心して
ぐずりもおさまってくるのではないでしょうか?
機会を作って、提案してみようかしら?
それと自分の中にAちゃん【弱い心】とB先生【理性】が
いることも分かったので
まずは自分の中の大人が子供に折れて
弱さと理性が仲良く共存して
自分の目標が達成できるようにやっていこうと
思った音樹でした。(^-^)


