ちゃんとやろうとしても
どうしても、こぼれ落ちてしまう
自分の不器用さが嫌いでした。
だけど、他人から
ポロッとこぼれ落ちるものを
かいま見た時には
情を感じたりなんかして。
次の動作に移る合間
しぐさ、素の表情にあらわれるのは
「ぬくもり」なのかもしれません。
私はそれを人に見られるのが苦手でした。
この人なら馬鹿にしないだろう
大丈夫と思える人だけ
案内してきた心の秘密の場所だから。
だけど、いま
何重にも続く扉の向こう
厳重に鍵をかけた一番奥の扉の
すきまから
こぼれ落ちようとしているものが
あります。
私はここ
私はここにいる、と。
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