熱海銀座のカフェ | 不思議なんだけど

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ホテルから歩いて

熱海銀座に向かいました


貫一お宮の像などを通り過ぎて

熱海銀座へ

カフェを探して歩いたけれど

なんと!!

3時過ぎればカフェも閉まっているところが多くて

びっくり‼️


人通りもまばらになり


なんとか開いているカフェを見つけました

その時の嬉しさと言ったら


カラカラの砂漠を歩き回って

オアシスを見つけた時のようなものかな?


モンブラン!!

ガイドブックにも載っています



作家の谷崎潤一郎が愛したということで


お店を1人で切り盛りしていた80代の女性に聞きました


すると

昔はフランス料理店を経営していた先代が

料理を作りに

谷崎潤一郎の家に出かけていたそうです


すると

こんなに美味しい料理が作れるのなら

きっとケーキも美味しく作れるに違いないと

谷崎潤一郎夫妻は

ケーキ作りを強く願ったそうです


それが始まりだったのだとか





先代はお亡くなりになったそうですが

ケーキ職人は娘さんたち2人が引き継ぎ


お店を切り盛りしているのは

80代ですでに背中も湾曲していて

お運び大変そうで手伝いたくなってしまう

高齢の女性


食器を下げるのも洗い物も全部1人でやっているのだとか


頼んだものが出てくるまでが遅かったです

今日はお客が多くて洗い物がたまっていて

とのこと


先代の頃からここを手伝って来たという

大大ベテラン

私たちが最後になったので

色々おしゃべりして楽しかった


もう、そろそろやめたいけれど

やめたらボケるだけだと、家族に言われて

頑張っているそうです



お店はレトロな雰囲気を醸し出す

モダンな装飾でした





谷崎潤一郎さんの写真やサイン

写真を撮ったのは報道写真家のロバート・キャパ

(地雷を踏んで亡くなった)





私は

サバランだったかな?

とても美味しくいただきました



クッキーも付いてきて





帰りはバスでホテルに戻りました

夕焼けが遠くに見えて

素敵な景色に遭遇できました


(バス停のベンチからの景色)