創作ファンタジー ミステリー小説「聖なる者」第1章 王女ルナの恋 第26話 | 銀河の渚 Dreamscape

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地上に舞い降りた天使 
かすかに聞こえる羽音
羽が風に舞うその瞬間
Dreamskape 
プロローグ

 

 

(ニマの主治医リールイ:イメージ~チェ・ジニョク)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リールイは作戦実行前の

最後の打ち合わせをするために、

半日ほど研究所を留守にした。

 

 

ニマには、

誰が来ても鍵を開けないように、

厳しく言い聞かせ、

約束をした上で出掛けた。

 

 

戻ってきたとき、

部屋には鍵がかかっていて、

リールイは彼が肌身離さず

いつも持ち歩いていた

部屋の鍵を使って

中へ入った。

 

 

ニマは毛布を深くかぶり、

寝ていた。

 

 

明日の決行を思い、

深い眠りについているニマを

起こさないように、

すぐその場から

リールイは

静かに離れたのだった。

 

 

翌日の早朝、

リールイは機関銃の音で

目がさめた。

 

 

作戦実行の予定は、

もっと遅い時間だったのだが、

何か突発的なことが起こり、

作戦が早まったのだろうと思い、

リールイはニマを

起こしに行った。

 

 

そしてニマがいないことに、

初めて気づいたのだった。

 

 

そこにいたのはニマではなく、

ニマに良く似た背格好の

兵士だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建物に侵入してきたのは、

ソヨンたちではなく、

ジョンジュンの叔父が送った、

K国からの暗殺部隊だった。

 

 

彼らはこの建物に、

暗殺指令が出されている

ジョンジュンと妹ルナが

かくまわれているという

情報を入手し、

二人を暗殺するために

侵入していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少年のラマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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