大阪人、カナダへ行く。
小学6年の時に、卒業アルバムの写真を撮るために、カメラマンがやってきた。

前日までに、先生から何度も確認されたのにも関わらず、小学生一同は忘れがち。

寝ぐせマックスのままやってきて、朝から何度も髪の毛に水をつけたり、

帽子をひたすらかぶり続けて寝ぐせは消えたもののぺっちゃんこになってしまったり、

だるだるのTシャツを着てしまって後悔したりと、もう大騒ぎ爆弾


カメラマン!!


なんてすごい響き。

小学生には、ものすごい職業のように聞こえる。

だってカタカナだもん。

きっと、鼻の下にチョビヒゲをはやして、ベレー帽をかぶり、キセルみたいなものをくわえているに違いない。

(絶対違う)


何時間目かの途中で、我らが3組がよばれ、

ドキがムネムネしながら(←ありがちネタ)、

撮影会場(←なんてすごいひびき!!!)となっている教室へ音譜







キャメラマン、普通のオッサンでしたあせる。(当たり前)








そして、カメラの上部には、






ケロッピがついていました。(ガムテープで)




なんやコレ。




小学6年生と言えば、だんだんひねた感じになってくるもの。

小4くらいまで嬉々として集めていたくせに


『けっ、子供やと思って!ケロッピなんかもう6年生になったら使わないぜシラー!』










なんて思っていると、名前を呼ばれ、なんだかよくわからないマーブル模様の壁紙の前に座らされ、

キャメラマンがかまえている。


ドキドキである。



カチコチである。



笑顔がひきつっているのである。



そこでキャメラマン、おもむろに、





『はい、ケロッピ~、ケロケロケロッピぃ~、ケロッピ~、けろっぴぃぃぃぃ~~~』




えぇオッサンが、子供の前で、片手をブンブン振り回しながら、ケロッピを連発している。

想像していたのは、


『はい、笑って』

『こっち向いて』

『目線こっち』    ← モデル気取り


やのに、ケロッピ祭りである。



そら笑うやろ。



思わず、『うへっ』と笑ったところをしっかり写真におさめられました。


さすがプロ。


ベレー帽かぶってないけど。


やので、今でも卒業アルバムの6年生一同のステキな笑顔を見ると、

彼の『けろっぴぃぃぃ~~~~』を思い出すのです。

197人全員にやったんかな・・・・。笑





今日、モールのTシャツ屋さんで、こんなTシャツを見つけました。

私の頭に『けろっぴぃぃぃ~~~』が鳴り響いたことは、言うまでもない。



※肝心の写真を表示しないんやけど、どないなっとるねん!笑

後でためしてみま。


日本はだいぶ寒くなってきたらしいですねぇ~。


大阪の湿気と暑さに慣れたオイラにとってほんまにカナダの寒さはアホです。


特にトロントはめっちゃくちゃ寒くなって、1月2月にはマイナス30度とかになります。


マイナス30度て!


マイナス30度て!


マイナス30度て!!!!!!!



でも、よく



『カナダって1年中寒いんでしょー?』って聞かれるんやけど、それは違うんです。

7月・8月はちゃんとあったかい、てか暑くなります。30度くらいまであがります。

ただ日本ほど湿気がない上に、アスファルトだらけじゃなく、木がたくさんあるので、

歩いただけで汗だくだく、もうこのままお風呂にダイブしたい、なんてことはありません。


しかし、Mattとあたいの体感温度の違いと言ったらもう大変なものがあります。

カナダにて8月時点ですでに靴下にロンT、ジャージで寝るあたいと、パンツ一丁で寝ていられるMatt氏。

ついでに書き加えておくと、彼は9月の終わりに京都の保津川に飛び込んで楽しそうに泳いでいました。


そんなあたいが移住の際に、カナダに持ち込んだもの、それは毛布。


基本的にこっちの人の寝具はベット、シーツ、薄い薄いふとん、薄い薄い毛布。やと思う。

トロントに住んでる間、いくつか家移ったけど、日本的な分厚い毛布とふとんのあるとこは皆無やった。


寝てる間の防寒意識ゼロか!!

あたいそんなに体温上がらんわ!

凍え死ぬわ!


セントラルヒーティングはしっかりしてるので、底冷えはしないけど、それでも寒い。


なので、スーツケースに毛布詰めてやってきました、カナダ。

幸せドキドキ

Mattは『アツイヨー』と言って使わないので、一人でくるまって寝てます。



他に日本から持ってきたものは、服と靴とかばん以外はそんなにないねんな。

たこ焼き器を持って来ようと思ったけど、たこ焼き嫌いのMattが『なんでそんなのいるの?』と一蹴。

スペースの関係であきらめたけどさ、大阪人のくせに旦那たこ焼き嫌いって、非国(府)民もいいとこじゃね?


現在カナダは16度、10月末には確か雪がちらついて、おととしの今ごろには土鍋買って、鍋パーティーしてたよーな・・。

カナダは好きやけど、寒さだけには慣れそーもない、そんな3度目の秋。














こないだMattとMattのいとこ一家とトロントのインド料理へ。
Matt氏は自分のごはんを食べながら、

『メルモチャン、ワタシノ、チョットチョウダイ、タベテ。』




え?



どっち?



?????


くれんのか?欲しいのか?








『オイシイヨチョキ















あたいがいつもMattがいいものを食べてると、

『ちょっとちょうだい』と言うのを、Matt氏は頭の中で、

『Give me a bite.』と変換していたらしく、

つまり

『一口お食べよし』

と言いたかったらしい。




わろたニコニコ

カナダにとりあえずビザなしで行くにあたって、

入国の時に何かしらの『証拠』があれば安心かしらと思って、日本で入籍していくことにした。


mixi日記抜粋。


しかーし、外国人が日本で入籍するためには、
『婚姻要件具備証明書』とやらがいるらしい。
なんやそら!

外国人が、本国で『独身』で『適齢期』であることを証明する書類らしいんやけど、
あたしゃてっきりカナダの市役所みたいなとこ行ったら、
日本人が住民票をもらうがごとく簡単に出してもらえんねやと思っていたら、
めんどくさすぎる事実が判明。

めんどくさいポイント①
在日カナダ大使館に、予約をとって、その日時に、行かなければならない。

めんどくさいポイント②
在日カナダ大使館は大阪になく、東か名古屋。

めんどくさいポイント③
発行は月・水・金の1時半~4時半のみ。

めんどくさいポイント④
郵送不可。

めんどくさいポイント⑤
それが大阪滞在わずか1週間のMattには不可能な点。


無理やろ、不可能やろ。あほか、大使館。

宣誓供述書なので、本人が、『うん。ボク、ドクシン』と言えば、
書類ができあがるんやけど、カナダ人の婚姻履歴を日本でチェックする機能はない。
意味なくね?

そしてどうしても用意できないのならば、同じような書類をカナダにて取得、
配偶者(日本人)が翻訳したものの添付でいけるらしい。
なんやそら!
あたしが『この人、独身や言うてはりますねん。』って言うのと何が違うのか!
こんな書類いらんがな!

役所仕事って、Mattの言葉をかりると、

ホントニ、バカネ!
結局、Mattが
●僕この人と結婚します。(私の名前と住所、生年月日)
●僕カナダでは結婚していません。
●ほんとfだよ。

と書いた書類(affidavit)を、友達の弁護士さんにサインしてもらったものと、

●Mattの出生証明書
●パスポート

を持って市役所へ。


大阪人、カナダへ行く。
とりあえずやたら待たされたので、姪っ子と遊ぶ。



出生証明書とか、当然全部英語で書かれてんねけど、
提出する時に、係の人が、

『翻訳してもらえますか?』

『え?私でいいんですか?』

『はい、ノートでも何でもいいので、訳して、訳した人の名前を書いてください』

適当~~。
嘘ついてもわからんのちゃうん・・。

と思いつつ、Mattが持ってたノートのページにささーっと訳したものを添付して渡す。
こんなんでえぇんかいな。

日本人同士の結婚の場合、どちらの名字にするか決めないといけないけど、
外国人との場合、別姓も選べるそーな。
とりあえず、名字は残したままで提出。
なぜなら既に飛行機のチケットを買ってたため。
(パスポートの名前と違うと乗せてくれないからね)
婚姻成立後半年以内なら、届け出だけで変更できるので、カナダ入国後に変更することにしまーす。

私が出国するまでに戸籍の反映が間に合わなかった時の場合に備えて、
『婚姻届受理証明書』を出してもらう。
(結局1週間ほどで反映していたので、必要なかったというオチ)


30分くらいで手続きは終了~
めんどくさかったぞ~~~


大阪人、カナダへ行く。


大阪人、カナダへ行く。
Arioで買い物~。
Mattがゴキゲンでひよちゃんのカートを押してました。



朝から準備し、荷物もつめて、さてもー用意はバッチリ。
17時45分のフライトに2時には関空到着。あとはゆっくりするぜ、とか思ったら、

入国用に作っておいた、『私とMattの婚姻を証明するもの(戸籍)』の翻訳忘れた。
わざわざNYで公証してもらった正式なやつ。

翻訳は、移民申請の時には当然いるのだけれど、それよりも先、出国の時にどうしても用意しておきたかった。
その理由は、カナダの入国審査。
ネットなんかで見ると、『結婚準備』と言って来て、認められず、その場で帰りのチケットを買わされて帰るはめになった人や、小部屋にて2時間説明させられたなんて人がごろごろ。
まぁ、確かに、カタコトで、

『ワタシ、ニホンジンよ、カナダで結婚するノ、彼氏、カナダ人なの、エイゴ?ヨクワカラナイ、デモ、6カ月の観光ビザ、チョーダイ。』

って言うてきたら、そら断りたいこともあるわな。笑

と思って、念のため

●私が筆頭の戸籍(Mattとの結婚が記載されているもの)の原本と翻訳
●6か月ぴったり後に出発の帰りの航空券(Deltaの片道正規航空券・後でキャンセルするつもり)
●200万ほど入った日本の銀行の残高証明(おかん協力)
●記入済みの申請書類

を持って行った。

少なくとも、
『ワタシ、メルモ、ニホンジンよ。お金、持ってるね、結婚してるよ、チャント移民申請するよ、ジュンビできてるよ、6か月イサセテネ』

にして行ったわけです。

やのに!!!
日本語の戸籍だけ持ってきても誰も読めないやん!!!!
ワタシ、イマカラ、カナダイクンヤン!!!


吐きそう。

そしてチェックインでまたひと悶着。

『ビザは?ビザあるの?ないの?アメリカ経由なら、ビザなし片道チケットの人は乗せません。』

アメリカへ行くのにもともと90日以内なら日本人はビザ不要だけれど、アメリカを経由して、陸でつながってる国(カナダとかメキシコね)に行くためには『往復航空券』を持ってることが条件なのだそーな。
もし片道で行くのなら『その国の合法な居住者でなければならない』そーな。
あたいまだ移民じゃないからね。

なので、さっきも書いたように正規航空券(約30万)をとりあえずカード切って、キャンセル料がかからないこともDeltaに電話して確認して、ちゃんとプリントアウトして持っていったわけだ。

やのに一人のスタッフが自信満々にそれを否定。
そのせいで、あたしの担当(笑顔のステキな男子)が、あっちへこっちへうろうろするはめに。
い~や、ちゃんと確認したし、あんたらのコールセンターがその方法をすすめたはずだ。
結局彼女の勘違いというか認識不足(しっかりせーよ)で、ちゃんと乗れたんやけどね。

あ~吐きそう。


なのに、アメリカ入国審査は

『カナダ行くの!?いいね、楽しんでね~バイバ~イ』

で終わった。

適当!!!!!
帰りの航空券?なんてちっとも聞かれなかったわさ!
でも、チケット買ってなかったら危うく日本で乗せてもらえない所。
アメリカ経由は安いけど、気をつけないとだな。


最後にカナダ入国。
まずはカスタムで、

何しに来たの?              旦那に会いに。
どのくらいいるの?            半年。
旦那ニホンジン?             カナダ人。
どこで会ったの?             カナダ。
あんたその時カナダで何してたの?  仕事。
旦那何してる人?             法律関係。

あの部屋に行ってね~。

とあっさり別室行き。
まぁ、そらそんな簡単じゃないわな。
韓国からの学生たちに囲まれて(韓国からのフライトと時間が一緒やったらしい)待つこと30分。
なげー。

親切そうなオフィサーを探してうろうろ。
結局、上と同じようなやり取りの後、

日本で法的に結婚したの?     うん。
書類ある?            

  ≪キター!!!と内心かなり冷や汗≫
あのですね、書類の原本はあるんだけど、翻訳が間に合わなくって(嘘やけど。笑)、でも、翻訳会社が送ってくれた原稿のコピーはあります。あるんです。公証されてないけど、ほら、ほら、ほら!

必死さが通じたのか、
『わかった~じゃぁ半年分押しておくね、でも書類送って、結果来るまでにこの期日すぎるんだったら、ちゃんと延長申請しないとだめだよ、オーバーステイすると大変だからね、じゃぁがんばってね。』

あぁ、親切!
ありがとう、ピーター!(勝手に名前を覚えた)
素敵な笑顔だよ、君は!

満足して、さて、荷物取って、外出るべや、とか思ったら、
スーツケースは乗り継ぎ便に乗せられておらず、影も形もなかったとさ。


(次の日に着きました)