取材〜稽古風景☆ぶらぁぼ記事より〜 | 桜田ゆみのオフィシャルブログ

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スペイン留学、オペラ歌手、漫才師を経て劇作家、脚本家、演出家となる。NHK-FM「オペラ寄席すぱげっ亭」脚本、スペイン生粋の舞台芸術サルスエラで文化外交を行う一般社団法人日本サルスエラ協会代表理事、文化外交アーティストとして国内外で活動中。

オペラ朗読劇「ある晴れた日に… オペラ歌手 三浦環物語」記事キラキラ

稽古風景~実況~ ぶらぁぼ記事☆より

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みなさま、こんにちは!桜田ゆみでございます☆
脚本、語りで出演致します♪ 稽古が…いいえ…準備が…毎度のことですが佳境も佳境…
ぐったり…しております。だって更年期なんだもん!わたくしも、若くは見られますが目45歳です。

漫才、講談、エンターテインメント!テレビにラジオ、ライブに舞台!
歌って踊って、睡眠けずってかけずり回って、早20年...
ガタも来ますわね。。。おかげさまで娘も成人致しました汗

それでも、カメラを向けられれば…芸人魂っていうのかなぁ…(笑)
“スマイル”は健在です音譜



さて、以下、二期会、ぶらぁぼの記事をそのまま、引っ張って貼付けさせていただきました!
とくと御覧くださいませ。そして、どうぞ、公演を楽しみにしていてくださいませ!!

日本最初の国際的プリマドンナ三浦環(みうらたまき)生誕130周年を記念して現在、日本の音楽界を席巻する二期会の ベストメンバーが、日夜稽古を繰り広げています。
 日本の音楽史、朗読劇、演劇、オペラ、コンサート、脚本、一度にたくさんの興味が満たされるおすすめの公演。連日連夜の熱気溢れる稽古はまさに佳境に入ってきました。
 その稽古場を取材しました。
(Photo:M.Terashi/TokyoMDE)

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 プッチーニが認めるなど、日本で初めて国際的な名声をつかんだ、日本のオペラ歌手の草分け的存在といえる三浦環(みうら たまき、1884年(明治17年)2月22日-1946年(昭和21年)5月26日)
 今年生誕130周年を記念し、その波乱の生涯を、オペラアリアや重唱、朗読をまじえて綴る、感動の音楽ドラマ、それがオペラ朗読劇『ある晴れた日に…オペラ歌手三浦環物語』。芸術監督に多田羅迪夫を据え、桜田ゆみ書き下ろしの渾身の脚本で、明治-大正-昭和に日本の激動の時代を駆け抜けたプリマドンナ環の生涯をオペラ朗読劇として上演します。
 第1部では自転車と共に袴姿で登場、森鷗外訳『オルフェオとエウリディーチェ』、第2部では全米が泣いた『蝶々夫人』の聴き所をたっぷりと。ローマでは作曲者プッチーニ本人の前で蝶々さんを演じたエピソードなども含め、ドラマティックかつロマンティックな作品に仕上がりました。粒よりの歌手たちの磨き抜かれた声の競演で聴くアリアや重唱の数々、効果的なピアノのBGM、鮮やかな衣裳や道具の数々に注目です。



第1部の三浦環を袴姿で演じる嘉目真木子
1年間の文化庁在外研修(フィレンツエ留学)からこの春に帰国したばかり。ファン待望の本格復帰公演です!



オルフェウスの岩田真奈(右)とエウリディーチェの嘉目真木子(左)が歌う『オルフェウス』。
森鷗外訳詞の雅な日本語も美しい!



岩田は第1部でズボン役(オペラにおいて、男装する女性歌手の役柄)で熱演。
第2部では『蝶々夫人』の女中スズキを着物姿で演じます。



グルックの傑作『オルフエウス』第3幕から 
毒蛇の噛まれ冥界へと旅発った妻の死を悲しむオルフェオは果敢にも黄泉の国へ彼女を連れ戻しにゆく。エウリディーチェの手を引いて地上へと上がって来る。
しかし途中で決して妻の方を振り返ってはならないという掟を破ったため、エウリディーチェは倒れて息絶える。 
絶望し自らも命を断とうとした瞬間、愛の神が現れエウリディーチェは再び息を吹き返す。心に沁み入る美しい音楽・・・



音楽監督も兼ねる多田羅迪夫。
作品全体を見渡し、音楽に演技にきめ細かい指示に余念がありません。
今回は、環の父と二度目の夫、森鷗外からプッチーニまで様々な役柄を声とともに演じ分け、第1部は着物姿で登場します。

第2部では領事シャープレスやドイツ語でシューベルト「菩提樹」を歌う。
フィンランドのサヴォンリンナ・オペラ祭でも絶賛された当たり役。
写真で着用しているのはダーバンのスーツ。



今後も二期会オペラへの主演など注目を浴びるテノールの古橋郷平。
イタリアの声、そして187センチの長身が光る。



第1幕、ピンカートンと領事シャープレスのヤンキーの二重唱
異国の地に赴任したアメリカ海軍士官ピンカートンは、蝶々さんとかりそめの結婚式を挙げることに。



軽率なピンカートンの態度をたしなめるシャープレス。



第2部の海外で活躍する三浦環と環が演じる蝶々夫人を熱唱する大山亜紀子。
魂を揺さぶる究極の演奏は圧巻!
登場した瞬間から蝶々さん!と声をかけたくなる大山亜紀子の琴線に触れる見事な演奏もたっぷりとお聴きいただけます。



蝶々さんとシャープレスの手紙の二重唱
ピンカートンが去って、3年の歳月が流れても彼の帰国を待ち続ける蝶々さん。蝶々さんはその間に母となり、ピンカートンの子供(青い目で金髪の男の子)を育てている。シャープレスはアメリカ人妻と結婚したというピンカートンの手紙を持って蝶々さんを訪ねるが、本当の事を告げることが出来ない・・・。



脚本家の桜田ゆみ 
オペラ界の大河ドラマをめざして書き下ろした渾身の脚本。



現在、多くの日本人オペラ歌手が、世界の舞台でも活躍しています。今からちょうど100年前の大正から明治にかけて20年もの間、世界の舞台に立ち続け、オペラ『蝶々夫人』を歌い、多くの聴衆、作曲家プッチーニをも感動させ、世界への扉を拓いたオペラ歌手、三浦環。音楽とともに生涯を駆け抜けた、日本初のプリマドンナの名は、これからも末永く語り継がれてゆくことでしょう。

◆公演情報◆
第三夜 6月25日(水)19:00
三浦環生誕130周年
オペラ朗読劇『ある晴れた日に…オペラ歌手三浦環物語』
世界に羽ばたいたオペラ歌手、三浦環の物語

芸術監督:多田羅迪夫 
脚本:桜田ゆみ
 
登場人物・キャスト
三浦環(第1部)/エウリディーチェ:嘉目真木子
三浦環(第2部)/蝶々夫人:大山亜紀子
瀧廉太郎/ピンカートン ほか:古橋郷平
オルフェオ/スズキ ほか:岩田真奈
森鴎外/三浦政太郎/シャープレス/プッチーニ:多田羅迪夫
語り:桜田ゆみ
ピアノ:朴令鈴

◆プログラム◆
組歌『四季』(瀧 廉太郎)より「花」
オペラ『オルフェウス(オルフェオとエウリディーチェ)』(グルック・森鷗外訳日本語)抜粋
オペラ『蝶々夫人』(プッチーニ・原語イタリア語)より
「ある晴れた日に」「手紙の二重唱 」「花の二重唱」 ほか
歌曲集『冬の旅』(シューベルト)より「菩提樹」 ほか
カンタータ『心と口と行いと生活で』(バッハ)より「主よ、人の望みの喜びよ」

【ご予約・お問合せ】
二期会チケットセンター
受付電話 03-3796-1831 FAX 03-3796-4710
受付時間:平日10:00~18:00/土曜10:00~15:00/日・祝休業
http://www.nikikai21.net/concert/week_2014.html

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