もう日本に戻れないと思う瞬間 | スウェーデン観光裏スポットブログ

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私の3人の子どもは現在それぞれ、
小学3年生、中学1年生、高校2年生です。

大学は私自身が勉強してた経験があるので、
今やっと
全てのスウェーデンの学校教育制度を体験
できたといえるかもしれません。
(全部自分で通ったわけじゃないけどね)

そこで今回は私が(親として)経験して知ることができた、
スウェーデンの学校の驚く特徴について書いていこうと思います。

まずは
休み・休暇が多いことです。

皆さまもご存知かと思いますが、
こちらは夏の約8週間という長ーーーい夏休みがありますよね。

でも、それ以外に
2月のスポーツ休み
4月の復活祭休み
10月の秋休み
という名前の休暇がそれぞれ1週間ずつあり、
更に12月はもちろんクリスマスの冬休みとして2週間の休暇があるのです。

その間の宿題?
もちろんなし。
子どもは大喜びですけどね。
親としてはちょっと不安になります。

それから二番目に驚いたことは
5年生まで通知表がないこと。
(私がこちらに来たときは、通知表は中学生からでした)
もちろん授業中に小テストなんかはありますけどね。
それから高学年になると全国学力テストもありますが、
通知表としての成績は6年生になるまでつけないんです。

良い点は子供がのびのびと評価を気にせず勉強できること。
つまり、失敗を繰り返せる環境をつくり、
その中で子どもたちが自ら成長していく、させていく、
というのがスウェーデンの学校教育の姿勢です。

逆に、成績がつかないから
全く勉強しない子がいるのも事実です。
それに親も教育に関して無関心なことが多いのも特徴かな。

日本の親だと一般的に、
やれ塾だ!受験だ!偏差値だ!
と子どもの教育には関心が高いですよね?

それを知ってる私には、
こちらの親の無関心さにはある種
カルチャーショックでした。
宿題も全然みない親は多いし。

でもね、スウェーデン人にいわせると、
それは無関心ではなく、
そもそも勉強とは
「自分でするもの」だから
子どもであっても
「自主性」を尊重するべきだという
教育の理念に基づく態度だ、
とのたまうのです。

でも、私はだんだんその環境に染まっていき、
今ではゆるーーーく
肩の荷がおりた感
に浸っています。

子どもの勉強や宿題につきあわなくていい日々・・・
なんて楽チンなんだろーーー

この点に関しては
もう日本には戻れないな~
と実感してる日々です。

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