前回の記事でお伝えした、
クニップリング。
難解で複雑な手作業による
スウェーデン伝統工芸品の一つ。
この発祥の地は、
南スウェーデン・スコーネ地方にある
コーセベリア
という小さな漁港なんです。
この港はスコーネがまだ
デンマーク領だった頃から続く、
古い港。
スウェーデン最南端にあるの。
ストーンヘンジ・アーレステーナ
があることで有名です。
1700年代のある冬、
オランダからの船が停泊していたそうな。
その時ものすごい寒波が来て、
遠浅の海が凍って、船が動けなくなっちゃったと。
その時のオランダ人船長の奥さんが、
クニップリングの名人だったらしい。
氷が溶けるまでの数か月間の滞在中、
村の人たちに教えたのが始まりなんですって
港自体はすごく小さいけれど、
そこにある魚屋さんが人気
いつも人でにぎわっています。
その魚屋さんでは、
この山積みになった
燻製の魚たちを!
これを買わなきゃ、意味がない
スウェーデンの隠れた名品、
燻製の魚。
この魚屋さんの燻製は格別美味しい
・・・と、
肝心な
コーセベリヤ漁港
の写真が一枚もないことに
今気づいた(;^_^A
古代からの石の写真をアップ。
ここから見る漁港が一番きれい。
是非ご自分の目で見てみてください
今日はクニップリング発祥の地の
お話でした!