今日はスコーネのバス事情のお話です。

南スウェーデン・スコーネ地方では、
普通、町と町を結ぶ高速バスみたいなのが黄色のバス。
町の中をくまなく走る市バスが緑色、と決まっています。

バスに乗る時、行き先を告げるとレシートを渡されます。
そのレシートには行き先ゾーン別に「~時~分まで有効」と書いてあるので、
その時間内・ゾーン内なら乗り降り自由。
しかも!
ベビーカーと一緒のお母さんはいつも無料!

さすが福祉大国、スウェーデン。
私も子どもが赤ちゃんの時引っ越せばよかったなー、
と、子ども連れのお母さんを見るたび思ってしまいます。
でも、ベビーカーの乗車にはいつも後部ドアを使うのですが、
バスに乗るとお母さんはすぐベビーカーを固定しなければなりません。
(設置が終わるまでバスはもちろん停まっていなければなりません)
それから一番前の運転席まで行って料金の支払いなんて、
あまりにも非効率的だし、時間がかかる。
つまりダイヤが乱れる。
そういう意味も兼ねて、無料なのでしょうけれどね。
それしにして、ベビーカーの乗り降り時、
サッと無言で助ける人がいっぱいいるのが、
この国のいい所。
「助け合いの精神」がまだまだ残っているスウェーデン。
(外は寒いけど)心が温まる瞬間があるのが嬉しいです。