【背脂濃厚煮干とん 850円 + 大盛り 100円 + あじたま(無料)】
地元フリーペーパー金沢情報の2019年度1発目。
のっけから待ってましたのラーメンクーポン掲載。
さーて今回はどんなラインナップなのじゃ?とわくわくで見る。
食い入るように見る。
おーどれも美味そうじゃ~~と穴の開くほど見て見て見て見て。
ザクッとハートに刺さったのが。
吟とん”背脂濃厚煮干とん”
大吟豚”ズワイガニの滴”
この二つがモロにストライク!
という事でまたまたやっちゃいます、対決ネタ。
テーマはそのまんま。
『吟とんvs大吟豚 姉妹店限定メニュー対決』
好きね、このネタ(笑)。
過去にも同じテーマで2回やってます。
吟とんvs大吟豚 vol.1(引き分け)
吟とんvs大吟豚 vol.2(大吟豚の勝利)
という戦績ですが。
さあ今回はどうなるのか?
では早速イっちゃいましょう!
まずは先手、本店の吟とんから。
メニューは”背脂濃厚煮干とん”。
説明書きによると「煮干し+背脂+豚骨+鶏の4種スープ」とのこと。
うん、なるほどね。
なるほど。
うん。
・・・・背脂スープって初めて聞いたわ(笑)。
と、どーでもいいツッコミを入れてる内に着丼。
おっと、コレは素晴らしい♪
ボリューム・インパクト共に抜群。
さすがは吟とん、いつものことながらキップがイイ!
さーでは食いまっしょー。
スープは完濁の肌色。
液温あっちっち。
質感とろ~んとクリーミー。
もったりオイリーでヘビーでファットで。
ガンガンのフルボディ。
吟とんってやりすぎに無駄濃厚しちゃうケースがままあるんだけど。
今回はそこまで行ってないっスね。
濃いは濃いけど、ギリギリセーフの濃さ。
ここまでなら無理なく美味しく食べられるというライン。
一方で、背脂。
確かにあるにはあるんだけど。
ちょびっとね。
そんな自慢するほど投入されてない。
味にもそれが出てて、背脂のニュアンスはごく控えめ。
まああんまり出過ぎても邪魔になるし、バランス的にはこれでちょうどいいとは思うけどね。
麺は太麺。
茹で加減普通。
ややぬるりとした質感の麺は、もっちり粘り豊か。
小麦の味わい濃厚で、塩がキリッと効いてて。
噛むごとに力強い味がずんずん湧き出す。
何回食っても強いですわこの麺。
濃厚スープに全然負けないパワーでぐいぐい押してくる。
食感・味ともにスーパーダイナミック。
い~い麺です♪
チャーシューは大きさバラバラ、厚さは薄め、4枚。
このチャーシューもインパクトありますね。
レア肉ならではのみずみずしさで、甘い肉汁をじゅっと出して。
しっとりと舌に吸い付いて。
ピュアな味わいがすきっと口の中を駆け抜ける。
そしてスモーク香。
煙燻の香ばしいフレーバーがふわぁ~~っと沸き立ち。
撫でるようにふくふくと鼻腔を通り抜けていく。
も~恍惚の心地良さ♪
金沢情報のクーポン券使用で無料のあじたま。
黄身はゼリー状、透き通るほどにオレンジで。
甘い甘い甘い。
濃密な甘みがゆったりと喉で溶ける。
白身はぷるりと滑らかで。
ほんのりしみたつゆの味が、キリッとミネラリーに後味を〆る。
終丼。
吟とんの”背脂濃厚煮干とん”。
ぶっちゃけ背脂はニュアンス程度の存在感しかなく。
煮干しは初口感じるけど、食べ進むうちにどんどん豚骨のパワーの裏に隠れていくという感じ。
ただそれは決してネガティブな事ではなく、味としてはこれでいいと思うけどね。
でもひとつだけ言わせてもらうと。
金沢情報のクーポン券には「超行列店が放つ燕三条系ラーメン」なんて書かれてましたが。
燕三条のテイストは全然ないっス。
ソコんところだけは含んどいてください。
次回は大吟豚のレポート。
姉妹店対決の勝敗はどうなるのか?
わたしもこの記事書いてる時点ではまだ結果は分からないので。
とっても楽しみにしてます!
ごちそうさま。