【朝つけめん 630円 + 大盛り 100円】
東京の人は冷たい。
例えばわたしが駅で路線図の見方が分からず、切符を買えなくてオロオロしていた時。
たまたまそばにいたおねーちゃんに尋ねてみたところ。
親切丁寧に教えてくれ。
無事切符を買うことができました。
他にも、電車の降り際、うっかり傘を忘れそうになった時。
たまたまそばにいたおねーちゃんが声をかけてくれ。
おかげで傘を忘れずにすみました。
さらに街中で道が分からず。
スマホ地図片手に途方に暮れていた時も。
たまたまそばにいたおねーちゃんに教えてもらって、何とか目的の場所までたどり着けました。
だけど。
だけど。
だけどだけどだけど。
誰ひとり電話番号だけは教えてくれないんだよおぉぉぉーーーー!!!!!
東京のおねーちゃんは冷たい。
お願いだから。
電話番号。
教えて。
プリーズ・・・・(泣)。
さて東京ラーメン遊歩最終回。
恒例(?)の六厘舎です。
場所は東京駅構内。
ここは朝からラーメン食わしてくれるありがたいお店です。
この1食のために新幹線の発車時刻よりも2時間も早く来ちゃいました。
まずは券売機の前でメニュー物色。
どーれがいーかなー??
あ、海老ちゃんがい~な~とか思ったけど、よく考えたら朝食べられるのは“朝つけめん”のみ。
ってことで、問答無用で朝つけボタンをポチり。
朝っぱらから大盛りボタンも容赦なくポチり。
それでは東京ラーメンラスト。
六厘舎の朝つけめん。
いただきましょー!
スープは完濁のライトブラウン。
液温あちち。
口当たりからずしり。
とろみあふれる液体が力強く胃に落ちていく。
隙間のない、重密度な味わい。
かつおのハードな香味がまた心地よく。
バリっとしたハリのあるフレーバーが、味の輪郭をがっちりと固める。
麺は極太麺。
冷水で〆られた麺は、ぎっちりコシのある硬食感。
それでいてむっちりとした粘りも共存し。
生き生きとした弾力で、ひと噛みごとにダイナミックに跳ねる。
重厚スープとの絡みも抜群で。
パワーとパワーががっちり組み合い、迫力満点の美味しさで沸き返る。
チャーシューはサイズ普通、厚みやや厚。
質感むっちり。
包み込まれるような歯触りが極上で。
上質な肉の味が柔らかくあふれ出す。
スープとの融合感もいいですね。
重たいうま味が絶妙なソースとなって。
肉の味わいをさらにひと回り大きく太らせる。
スープ割り投入。
別テーブルに置いてあるポットからセルフでスープを注ぎ。
柚子パウダーをぱっぱ。
希釈され流動感を増したスープはさらりと滑らか。
する~りと舌の上を流れていく。
後から立ち上る柚子の香味が涙ものに清々しく。
食事の最後を気持ち良く締めくくる。
終丼。
久し振りに食べる六厘舎のつけめんは。
相変わらず。
朝っぱらから最強の最終兵器でした。
さー金沢帰るぞ!
ごちそうさま。
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1 東京ラーメンストリート内
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