【ラーメン 600円 + 煮玉子 100円】
冬ですね。
もうすっかり冬です。
冬の味覚の王様と言えば。
ぶり。
カニ。
そして。
網タイツ。
寒々しい北風の中に怪しく浮かび上がる黒い網目模様は。
まさに。
冬のご馳走!!
今年も網タイツの悪の魅力、思う存分堪能したいと思います。
なお、近々専用ブログ「金沢網タイツ遊歩」も立ち上げますので。
詳細なレポートはそちらにて。
全記事アメーバ限定で、思わず顔を埋めたくなるほど生唾ごっくん!な網タイツワールドをお届けいたします。
今年の冬は。
熱いですよ~♪
がんばる軒へ。
店名の通り、博多系のお店。
実はこのお店、今年に入って既に2回空振りしており。
今回が3回目。
3度目の正直でやーーーーっと営業中。
ここ、家から遠いしあんまリベンジできんのですわ。
お願いだから、わし行く時は店開けてて。(←わがまま)
カウンターに座ると同時に注文。
ラーメンに煮玉子付けて。
いっただきましょー♪
スープは完濁の薄クリーム色。
豚ちゃんの艶やかな香味がふわり。
濃度はやや濃。
決して重くはなく。
程良い動物系のうま味が豊かに湧き上がる。
ネギのツーンとした香りとのバランスも良く。
軽快感と充実感が入り混じった、均整のとれた味構成。
麺は極細。
茹で加減は「はりがね」を指定。
ほどよい硬さを残した麺は、ぷつぷつと歯切れよく。
ぱらぱらと口の中でほどける。
ねっとりとした麺肌からは、小麦のでんぶんがゆっくりと溶け出し。
豚骨のうま味に柔らかな甘みを添える。
ひと噛みごとに厚みを増していく味わい。
ここんチの麺。
マジうんメぇ~~っスわぁ~~♪♪
チャーシューはサイズ普通、厚みやや厚。
柔らかなお肉は、口に含むとほろほろと崩れ。
雑味のないきれいな味がぱっと湧き出す。
脂の甘みよりも、肉のうま味の方が強く。
締まりのある端正な味が、静かに喉の奥に残る。
煮玉子ちゃん。
黄身はほぼ液状。
濃縮した味わいがとろ~り流れ出し。
贅沢な甘みで舌を舐めていく。
豚骨スープとも実によく馴染み。
玉子×豚骨のうまみがきれいに溶け合っていく。
【替玉 120円】
カエダマ君の登場。
茹で加減は「かた」を指定。
オーダーから1分足らず、平ザルでどんぶりに直接ダイブ!
すかさず卓上の高菜をばさばさと放り込み。
白ゴマをぱっぱと降って、ずばっとすすり込む。
ぷつぷつの麺が軽快に口の中で踊り。
豚骨が重みを加える。
高菜の青々しい植物香が爽快な生命感を添え。
ゴマの香ばしさがアフターにバリっと伸びる。
トドメにニンニクも追加投入。
ぶわっと広がるニンニク香。
味のボディが一気に広がり。
はち切れんばかりのボリューム!
終丼。
いんやぁ~~美味ぇーっスわ、がんばる軒♪
立地の関係からか、金沢ラーメン界でのポジションはイマイチ地味ですが。
ええ味出してます。
価格もラーメン600円、煮玉子100円と良心的だし。
パフォーマンス抜群!
誰にも知られずコッソリ楽しみたいお店♪
どうかこれからも知る人ぞ知る名店的な立ち位置で。
行列のできん程度にうま~く調整しながら繁盛してください(笑)。
ごちそうさま。