店の良さを最大限示す写真がなくて申し訳ないが、久しぶりにすごい店、すごい出逢いだった。
なんか不完全燃焼な飯会の後、僕は決まって長時間徘徊してプラマイゼロにしようとするんだが(失礼)、そんな時に見つけた。
奇しくもリニューアルオープン日だったようで、オーナーと総料理長が入口でにこやかに招き入れてくれた。
あいにくその日は腹15分くらいだったので、出直すこととした。
それにしても我ながらすごい。
翌日には出直した。
スペインバルを謳う店、野菜が美味しいを売りにする店は五万とあるが、ここまで計算されて考えに考えられた店は珍しい。
生マッシュルームはよく食べるが、生椎茸は初めて
初見でも絶大なる信頼があり、躊躇わず平らげた
なんと新鮮で歯応えがありうまいこと
そしてこの店を利用する人の大半は気づかなかろうが、バスクのタイルを取り寄せている
オーナーがあまりにもヨーロッパに精通しており、聞けば軽井沢にホテルを複数構えていると
それらはヨーロッパ、それも僕がまさに行ったストラスブールなどの街並みをイメージしていると
サンセバスチャン、バスクの話に花が咲き、チャコリも出していただいた。
チャコリがなんだかワインがなんだかわけわからんような人と飲む酒と違って、この上なく美味かった
この日はとっても飲んでお話が弾んで、気づいたら4時間も経ってしまっていた。
まだまだ気になるメニューもあるし、何よりこの店の気概に惚れ込んだ僕は、もっと知りたいと思った。
ごちそうさまでした。そしてこれからもよろしくお願いします。ありがとうありがとう。