引くほど空気の読めるソムリエ、さりげなく大胆にぶっ込んでくれた。
「あのー、あちらのお客様が知り合いかもとおっしゃってます。」
おーーー!もつ鍋さん?
↑
これ、とてもとても美味しかった。
ただのカナッペではないのだ。
やま幸マグロを使った自家製ツナと、キャロットラペ、農民パン、パルメジャーノレッジャーノ
他のお客さんに席移動のご配慮いただき、一緒に飲む流れになった(2人でゆっくりしたかったよな、すまんな)
というか、そもそも僕は馴染みの店に友人知人を連れて行くの大っ嫌いで、馴染みの店主やスタッフとその友人知人が懇意になるとか、マラリアに罹患するくらい嫌で、特に"自分だけは例外だよねありがとう紹介してくれて"と勘違いする奴も耐え難い。
なので、万が一にも馴染みの店で知り合いを見かけたら全力で気配を消して無視する。見なかったことにする。
なのだけど、なんかこの日はいいかなと思った。
いい意味で彼は僕にもこちらのソムリエにも、執着なさそうなのも相まって。
同業とはいえ、桁違い格違いな彼のエピソードトークは得るものが大きくて。
大きくてといえば、ガトーショコラ。
ナニコレデカすぎないかw
最後だったもんで、ちょっとジャンボになってしまいました笑
と言われたが、本当にジャンボ笑
残してくださっていいですよ、と言われたけど、そんなことするわけなく。
そこらのイタリアンの乳化剤たっぷり業務用ガトーショコラならともかく、こんなガトーショコラのジャンボ、ラッキーでしかない!
ついつい長居して、気付いたら2時だった。
申し訳なくて、帰宅後即ソムリエにDMした。
返しがまた聡明かつ粋で、だからこうして通いたくなるのだな、と思った。
素敵な再会と、それを温かく見守る粋なソムリエに感謝、感謝の夜