皆さんにとって「お腹空いてないけど軽く食べたい。」って、どれくらいですか。



僕はこれくらいのようで(以下)。


予期せぬ突然の飯の誘いが、とかく嫌いな僕。
なぜなら、空腹こそ最大のご馳走と思っているので、そうとわかっていたら昼から腹を空かせていたのにと、悔やまれるからだ。

この日は、よりによって夕方にかなりデカめのサーモンベーグルサンドを食べてしまった。


普通なら飯自体断る。


しかし世の中なんでも「人による」のは、あなたも僕も同じ。


でっぱった腹をさすりつつ、食い気味に迷うことなく「行きます!」と返し、少しでも腹を空かせるべくてくてく歩いたは銀座のペイヴメント。



着いてすぐアクシデント。

寒空の長歩きで冷え切った僕は、用を足したくて足したくて、いったん席について「ヤァヤァお待たせしましたぁ、とりあえず泡でも」とかやりとりしてからでは間に合わないと思っていたところ、エレベーター上がって目の前に手洗いが。


直行した。

一瞬、給仕の女性と目が合った気がしたが構うものかと鍵をかけ(寒さのためか、うまく閉まらず鞄でドアを押さえながら済ませた。汚い描写をすみません)、急死に一生を得たのち、改めて「ヤァヤァ」とやり、実に良さそうなこちらを




何も食べなくていいですよと気を遣って下さる横の方に、や、空きました、少しは食べたいです…とおそるおそる申告してみる。




トリッパとアキレス腱




これがとんでもなく美味しかった

ゼラチンがなんともいえない具合に溶けて、上からかけて炙ったパルミジャーノレッジャーノと相まって濃ゆくて、たまらない

アキレス腱は安い部位だが扱うのが難しい、簡単に溶けて原型無くしてしまうから、とのこと






そして歩きながらもこちらの予習をしてリクエストしたのが



焼豚エッグ!

目玉焼きの焼き具合もよくて、大好きな焼豚もホロホロ系ではないが脂身含め柔らかくて、うーんハムエッグよりやはり焼豚だなと思った



※この辺から名称失念




ペペロンチーノなんだけど、ザ!ではなく、すごくオリジナリティあるやつだった

チーズ効かせてたからかな






確かタリアテッレ

タリアテッレと、何たら…フェットチーネだったかな違いを説明してくれていたが失念

美味しかったしか覚えていない家畜みたいな奴になりたくない!のに!



以下、いつぞやのデジャブなんだが、スイーツの量がおかしい


全て僕1人で食べた記憶



これ美味しかったな

バスクというかノーマルベイクドチーズケーキに高いが






味は覚えているのに、何かわからない

ティラミスの進化系みたいのだった






このアイスもマスカルだったかなぁ

アイスは横のお方が少し召し上がられていて、取られまいとスプーンを進める速度を速めた卑しい僕







とってもよい赤ワインらしい




この後長い長い夜になったのだが、その後の記憶はむしろある
覚えているからこそ、こちらの店主さんと、給仕の女性(冒頭トイレに突進した僕を実に不審がっていたとのこと笑)の何ともまた話したくなるキャラクターが今も温かい記憶として残っている


お誘いありがとう、最高な夜でした